これ、術前あるあるなんかな?
手術予定日2週間前あたりから
別にクマ取らなくてもいいんじゃね?発作が起きるようになった。
初診〜当日まで2ヶ月近く開いたため、勢いが削がれてしまったらしい。
そもそも、わたしの場合、明らかに目立つ膨らみや影があるわけではなく、照明や太陽光の加減でクマなんて無いように感じる瞬間もある。
SNSを見ていると「気軽な気持ちでやったら後悔しました」「悩みが重篤じゃないならやらない方がいい」的なコメントがやたらと目につくようになった。
(人間の心理とwebのパーソナライズの仕組みって怖いねー)
やめるかやめまいか......
悶々としている時、二十数年ぶりに映画「アルマゲドン」を観る機会があって、おや?リブ・タイラーのクマの出方とそっくりじゃね?と。
頑固パパにベン・アフレックとの同衾がバレたシーンだよ!
気になりすぎて、隕石衝突の危機そっちのけで彼女の画像を検索。
隣の美青年はホアキン・フェニックス。お美しい
あるねぇ、クマ。
彼女は当時20代前半のはずなので、もともとこういうお顔立ちなんだね。
でも、クマがあったって、ハリウッドのトップスターに輝くリブ・タイラー。
そういえば、先日、日本アカデミー賞をダブル受賞した安藤サクラさんも結構目立つクマあるよね。
決して悪意ある切り取り方ではありません。これは......照明が悪いと思うんだ!
そう、クマがどうした。女なら、乗り越えましょうよ、クマごとき!
でも私はエアロスミスな父ちゃんを持つわけでも、卓越した演技力があるわけでもない、そこら辺に掃いて捨てるほどいる凡庸で人並みで年増なだけの女である。
クマぐらい取っとかないと土俵にすら乗ることができないのではなかろうか。(なんの土俵や)
いやいや。予約金は支払っているが、利用期限があるとは聞いていない。
勇気が出たとき(もしくは必要に駆られたとき)に、改めて手術をお願いすればいいのではないか。
脳内葛藤大戦を散々繰り広げた挙句、日和ったわたしは結局病院にTELすることに。
受付の人:
はい、ニナさんご延期ですねー。
......あらら、ごめんなさい。
手術日から逆算すると、ちょうど本日から変更料がかかっちゃいますねー
ぎゃふーーーん
小市民なオイラは、変更料の支払いに躊躇するケチな自分と、土俵際に立たされたチキンな自分を天秤にかけ、前者を選んだ。
いざ、手術当日へ。