「〇億へのプレリュード」第一部 士業事務所の戦略概説  第3章 俯瞰で見る分かれ目3 | 千の扉

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コンサルタント西河豊のSTORYを中心としたグログ

今後の予定 第2校の原稿を出来次第順次アップ

 

7月発売を目指します!

 

士業事務所経営 1億円へのエチュード

 

第一部 士業事務所の戦略概説

第3章 俯瞰で見る分かれ目

3.行動を阻むものの存在とその対策

 突き詰めれば、日々の仕事とはやるべきことを決めて、日々の業務(Task)に分解してこなして実行(Do)していくだけです。
これを阻むものは外部感環境ではなく、内部環境=自分の心です。
外部環境が厳しい場合は逆にそれを梃子にして自分を励ます材料にも出来るからです。

これに対して自分が原因である場合の方が、深刻です。
自分がその行動をしないのですから。
成功本では、これを「コンフオートゾーンから動きうごきたくないため」と解説しています。

 


狭義にはその通りですが、本書ではもう少し広義に解釈して、天邪鬼な心理として説明します。
人が何かをしようとすると、同じくらいのパワーで、それをしたくないという心理が起こります、
冬の寒い日に布団から出る、試験が近づいているので勉強するなどの事例が分かりやすいでしょう。

これを本書ではイドと呼びます。イドとは図のように深層心理を包むもので、それが外部環境に対しては行動という形で影響を与える形になります。



これに打ち勝つ技術を持たないと結果として何も成し遂げられないことになります。推す力と引く力が相殺して二重にパワーを損をしていることになります。

これに打ち克つ方法について人生を通じて、徹底研究しました。2つありますが、後者は理解し難いかもしれません。

①それが起こりそうになったら「心を抜く」
「心を抜く」ということを具体化したものがリストアップ方です。
前日になすべきことをリスト化しておき、当日朝から何も考えずにそれをこなしていくことに専念するのです。(横線で消しこんでいきます)。
勢いがつくと逆にどんどん消し込みたいという感覚になります。
これにも細かい技術があり、一番目の仕事(Task)は、誰にでも簡単に出来ることにします。
しかも、ゆっくりとします。
ここで、躓くと1日のリズムが出来ないからです。
実は、この方法、多くの出来る社長がやっています。

②「逆打ち」をする
 これは理解しにくいかもしれませんが、私は実践で使っています。
それはツキのない日、バイオリズムの悪いときは考えて出した結論の逆をするという方法です。
ギャンブルをやっている人にはついていない時は何をやっても裏を取られるということが理解できると思います。
これは、自分を突き放して俯瞰していないとできないかもしれません。

 

続く

 

目次***

 

はじめに

 

第1部 士業事務所経営戦略の概論

第1章 士業事務所向け戦略講座
第2章 規模拡大のための経営者3要件
第3章 俯瞰で見る分かれ目

1.ルビコン川 2.ちょっとした分かれ目

3.行動を阻むものの存在とその対策

 

第2部 経験則から見る戦略ケーススタディ

 

第1章 履歴編 

1.究明期 2.模索期

3.展開期 4.事業化模索期

5.法人策定期

 

第2章 履歴から学んだ鉄則

 

第3章 進出ジャンルの検討

1.海外進出支援 2.資金調達支援

3.人的資産経営・ハラスメント対策

4.CHATGPT など

 

第4章 経営書式紹介 すべて当社のもの

*法人定款

*経営革新法申請(個人・法人の2回)

*知的資産経営報告書(法人)

BPC計画(個人法人の2回)

*経営力向上計画(個人法人の2回)

IT支援事業者申請 *MA支援機関

*補助金申請 持続化補助金(個人)

*法人創業時の主意書(口座開設のため)

*金融機関への財務報告書(決算・仮決算時)

 

おわりに

 

続く

 

これが履歴です。

 

 

 

 

続く

 

以下の書籍を基本テキストといています。