「〇億へのプレリュード」おわりに リライト VER | 千の扉

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コンサルタント西河豊のSTORYを中心としたグログ

今後の予定 第2校の原稿を出来次第順次アップ

 

おわりに リライト VER 

 

今回の売り上げ1億突破について、それを私から聞いた人は99%正常に反応できない。

言葉がないのである。

 

「おめでとう」といえばいいだけのことなのに

 

それだけ破壊力があるのだな、と思うと同時に、人にはジャラシーを始めとしていろんな感情があり、通常は決まり文句を決めておいてのロールプレイングゲームをしているのだなということ。人の慶事で「おめでとう」といえている自分がちゃんと言えていると感じて、自分が誇らしいのである。その感情がなぜか壊れる。自分がやったことない、経験したことがないのでイメージがわかないということだ。

 

そんな中で、仲のいい女性経営者のMさんだけは、普通に祝福してくれた。

Mさんは私が育てたベンチャーであり、今では売り上げ3億を上げている。

Mさんにとっては通ってきた道なので、その感覚が分かるのである。

 

私はMさんが今の事業規模になるまでにどれほど苦労してきたかを見てきている。

彼女も私の今までの苦労を知っている。

 

だから、目と目でかわす言葉は実は売り上げのことではなく、この今、普通にやれていること自体が祝福なのである。

分かるだろうか?この感覚

やったことは分かるが、やっていないことは分からない、やっていないことは出来るかどうか少しずつ実験していけばいい。

 

やっていなことはあれこれ考えるより、やった人に習った方が早い。当然、教えてもらえばいい。敬意をもって

その過程で恐れを持つ必要はない。Mさんも同じスタンスで歩んできた。7回転んで8回目にやっと成功した。

本書でいうところの器はその間にかなり大きく広がっていたのだろう。

 

人は今のままでいたいという潜在心理からは免れない。

 

何かやりたい人は外部の敵ではなく、それとの戦いが主戦場である。

 

人生も終盤になり自分の夢は何だったのか?と考えることがある。

それは組織の長になることでも、今回のテーマのように規模的に大きなことを成し遂げることでもなかった。

いや、機会があればとは思っていたが1番手の夢ではなかった。

 

では、何が夢だったかというと、「自分の王国を作り上げることだった」。しかし、それは、自分の夢に対して外部環境がそれを認めるようにならないと達成したとはならない。そこで、2番手3番手の夢が生きてくるのだ。

そのエビデンスがあってこそ人は認める。

 

ずっとそうはならなかった。外部環境にインパクトを与えられなかったということ

その際、常に「何故だ、何故だ、何故だ」と繰り返してきた。

そして、絶えず、試行を重ねてきた。

それだけは、言える。まったく嘘はない、試行錯誤を重ねれば、壁をぶち破ることがあるんだなと再認識した。

 

人はそれがお金(資金)がないからと考える。実はそれは違う、私だけでなく周りで成功した人は、漏れなくそうである。前段のMさんも・・・

お金がないから何もできないと思い始めたら自分が弱っている証拠と思った方がいい。

 

自分の夢を叶え、なおかつ、外部環境にもインパクト与えてみないか?

 

それに必要なのは、そこに進む覚悟だけである。

 

 

 

続く

 

これが履歴です。

 

 

 

 

続く

 

以下の書籍を基本テキストといています。