タージーマサラ教授の奇想天外３

ＳＴＯＲＹ
インドムンバイのタージマサラ教授は大みそか、ホテルにこもってインド流経営戦略のレポートを書いていた。
締め切りはとうに過ぎている。
一人娘のサマサは、父親に遊んで貰えないので退屈している。
遂にはホテルを抜け出してとんでもない行動に出る。
一方、ホテルで悪戦苦闘していたマサラ教授は日本流の経営戦略を盗もうとするが
そして、日付変更線を越えた時遂に事件が

ＣＡＳＴ
タージーマサラ　大学教授
サマサ　マサラ教授のＩ人娘
タンドリー　マサラ教授の女性秘書
シンパ　ホテルの執事
チャイ　マサラ教授の愛犬
タージーマサラ教授の奇想天外

ＶＯＬ３

タージ・マサラ教授は
「う～ん、因果律だけでは華やかさに欠けるな」ちらっと、部屋の片隅にあるビジネスモデルジェネレーション箱を見た。

「しかし、なんでインドの業者は黄色く塗るんかな？しかし、これとて、アメリカ発と言うことで流行っただけで目新しい要素はない！
やはり、ＪＩＰＡＮの」と言ったところでぴんぽ～んと鳴る。

マサラ教授が開けるとそこにはホテルマンのジンバ

「あの～Ｍｒマサラ、エントランスにサマサ様が、いついてしまって、困っております。わがホテルもエントランスで年越し、イベントを実施いたしますので子供にかまっている暇はなく、何卒・・・」

「この忙しい時に！！！今は！もう１１時か？分かった、まず、タンドリーに上がるように言ってくれ・・・」と、いらいらしながら、マサラ教授はジンバに言い、部屋から追い出して、ドアをバタンと閉めた。

ガラス越しに年末イベントの花火が上がっているのだが気がつかない。

「経営と言えど因果律でなりたっており、原因があるから結果がある。その結果を違おうと思わば・・・」

ぴんぽ～ん、ひんぽ～ん、しかし、気がつかない教授、ピンポン、ピンポンと連射、マサラ教授が開けるとそこにはシッターのタンドリーと手を引かれた娘のサマサ

続く

以下

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