「マネーの××(ちょめちょめ)」で考えられる別STORY | 千の扉

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コンサルタント西河豊のSTORYを中心としたグログ

以下、読むにもセンスと頭の良さが要ります。

粘り強く読んでください。

 

まず、STORY内のプランは以下の通りでした。

 

Aプラン





もうひとつのSTORYの物件を仮にBとします。(志願者のプランはA物件、Aプランとします。

 

Bプラン

 



B物件は都心の賃貸用営業物件です。賃料月50万です。
B物件の場合は、自宅が2,800万の処分価格ですので1,000万保証金+1,000万内装で800万余りますのでとりあえず、借り入れ無しとします。

この場合、住み替えの家賃は月15万くらいとします。
月賃料50万+アパート借り15万―賃貸物件の家賃20万で45万が月キャッシュアウトします。

志願者は住宅ローンが使えると言うことと、自分の保有資産価値を考え、最悪、店舗部分は貸せばいいとAプランを選択しました。
A,Bプランともうまくいけばまったく問題はありません。

しかし、資産効率から言って、リスクの高いのはAプランです。
まず、長期にわたり負債が残ります。

住宅ローン30年の間には店舗改装か、もしくは立替えが必要となります。
また、借り手がつかなかった場合の返済リスクを自分で負うことになります。うまくいかなかった営業物件の賃料は下がりがちです。ましてや住宅地です。
Bプランの場合はうまくいかなかった時はすぐ引くだけのことです。

また、Bプランの貸借対照表を見てください。
賃貸用物件と保証金返還がありますので早期に同程度の投資をもうひと勝負できます。

中心地で事業をすればマーケテイング感覚も鍛えられたでしょう。
キャッシュアウトだけで見れば、Aプラン9万、Bプラン25万と2倍以上の差があります。

しかし、市内中心部でマーケテイング出来る貴重な体験はの2倍では利かないでしょう。
このように、飲食業は借り物件で行うのが鉄則です。しかし、Aプランのような思考になるケースが多いのも事実です。(ケーススタデイですのでAプランが100%間違いと言うことはありません)

これが店舗は借り物件で行くのがセオリーと言われる所以です。

結論として、投資の目的性を明らかにして借入方法もそれに見合った形にすることが重要です。

 

 

解説 BY 西河 豊

 

明日はラ天使のエチュード 最終章 京都ベンチャー育成編の再開です。

 

8月にはもうひとつの戯曲「美術館で会ったひとだろ」というシュールな劇をお盆頃掲載する予定です!

 


西河の全STORY群は こちら漫画制作の原作提供・お芝居台本提供の御相談に乗ります。

 

以下直近の出版物です。

 

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