今回は(落とすのは落としますが)どちらかというとSTORYを楽しむと言うことよりビジネスの勉強です。終了後に商業投資の正しいパターンも解説します。以下は完全に間違いパターンです。
「マネーの××(ちょめちょめ)」
作、演出、ART、BGM 西河豊
STORY
お金を持っているのはそんなに誇れることなのか?
「謙虚になれよ!」「あんた病気に見える」
罵倒の応酬で罠にはまるのは、志願者なのか?投資家なのか?
はたまた、水先案内人の???
バトルが今始まる
STORYのひねりは今回あまりありません。
CAST
投資家
寺ノ内九太郎
→ 過去(大工の一大チェーン店を作った伝説の男)未来(経営破たん)
小口ミカ →過去(女性水着チェーンの女王)未来(役員を引退して悠々自適)
佐藤和也 →過去(伝説の女性社長の息子)未来(そのまま親のブランドで生き残る)
春日ヒロアキ →過去(飲食プロヂュースの虎)未来(借金を背負い倒産)
高橋かなり →過去(セクシータレントを多く保有する芸能プロダクション社長)未来(農業など他分野にも進出して大儲けする)
水先案内人 大貫B作 ??
志願者
***STAGE***
***本編2***
佐藤和也「じゃあ、まず、1,000万円のプランを聞かせてください」
小口ミカ「そうよ聞かせて」
志願者「私はほぼ親の資産ですが居住用資産(評価2,800万)と賃貸用資産(評価4,000万)を持っています。」
投資家 しーん
志願者「そこで、両物件を売却して6,800万の資金が見込めます。
次に、**市の住宅地に2階建ての空き物件を見つけました。
その土地の取得価格が5,000万、1F店舗、2F住宅を建築します。その建築費が3,800万、これに当初の運転資金に1,000万見ています。合計9,800万、先程の不動産売却代金が6,800万ですから、3,000万足りません。そこで、2、000万を金融機関から借りますので、残りの1,000万を投資して欲しいのです。」
春日ヨシアキ「はあ?自分の住む家を投資してくれと?舐めとんか=っていいますわ!」
志願者「それは違います。その住宅ローン部分は、私が自分のリスクとして信用金庫から借りるんです。」
寺之内九太郎「お金に色はついていませんよね、で、事業がダメだったら店舗付き住宅は逃げられませんよ、どうしますか?」
志願者「首吊って、生命保険で返します。」
小口ミカ「その時教えて、私が足引っ張りに行ってあげるわ、ん?これ大貫B作さん、これTVに映せない?」
大貫B作「資金の問題はこれくらいにして、今日はその見たことのない**料理は試食できるんですか」
志願者「ええ、試食の準備はしてきています」
高橋「そうだ、食べてみたいねえ」
続く
8月にはもうひとつの戯曲「美術館で会ったひとだろ」というシュールな劇をお盆頃掲載する予定です!
西河の全STORY群は こちら漫画制作の原作提供・お芝居台本提供の御相談に乗ります。
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