それは突然起こった悪夢とも言うべき事件
3歳の次男、最近は鍵をかけて自分で用を足すのがお気に入りの様子
自分でできることが増えて嬉しいのもあるだろうし、トイレを汚すことも多いけど掃除すれば済むし
いたずらすることもなかったので、油断してた
いつもより時間がかかるし、がらがらとペーパーを尋常じゃない量出している
呼んでも出てこないので、コインで鍵を開けると、便器には山盛りのペーパー
えぇぇ~~~
「どうしてこんなに出したの」と言っている矢先、せがれはレバーを引いた…
前からやってみたかったのだろう流れると思ったのだろう
現実はそう甘くはなかった
聞いたことのない音「ごぼごぼごぼ」と言う不気味なとともに、オーバーフロー
それはまさに地獄絵図
私はうろたえて、怪しい動きをしていたに違いない
日中なので主人は不在、この状況を母として乗り切らなければ
せがれは状況を察して「ごめんなさい…」と意気消沈時の人、ゴリラではないが
「暮らし安心クラシ…」のメロディーが脳裏をよぎるが、いや待てよ
値段がすごく高いと聞くし、できればそんなにおおごとにしたくない
途方に暮れて様子を見ていると、かなりゆっくりのペースではあるが水位が下がっていくではないかっ
普段の水位まで下がったところで、期待に胸を膨らませてレバーを引く
しかし、オーバー寸前まで水があふれて流れなかった
2階のトイレが使えることは、不幸中の幸いだった
翌朝まで放置すれば、ペーパーも自然に溶けて流れるだろうと、朝一でレバーを引くけど
やっぱり流れなかった
夫がヒーローさながら、実家からスッポンを借りて来た
※スッポン→ラバーカップと呼ばれるトイレの詰まりを解消する用具
救世主だよあんたを待ってたよ
でも実際、スッポン(新品除く)って、もんのすごく汚いよ
スッポンを持って子供を追い掛け回す夫、はしゃいで逃げるせがれら
これもまた地獄絵図
リアルに嫌で、リアルにやめてと言ってしまった
スッポン、やるやるとは聞いたけど、ゴイス~
簡単に直ってしまった
はぁ~~~良かったよ
お買い得なペーパーにありがちな「再生紙」は溶けにくいとの情報入手
庶民的な我が家は再生紙使用率高し
しかもダブルだったから、余計詰まりやすい悪条件が重なったのね
なんか人として一回り成長した気分だわ