都祁水分神社 (つげみくまりじんじゃ)
奈良県奈良市都祁友田字坂窪山一八二
旧社格 県社
式内 大和國 山邊郡 都祁水分神社の比定社
祭神:速秋津彦命 天水分神 国水分神 (神社由緒書)
速秋津彦命 大國魂命 (神社明細帳)
天水分神 (特選神名牒)
速秋津彦命 天之水分神 (奈良県史)
由緒書等
◆奈良県史
・大和高原から流出する木津川上流の布目川や大和川上流の初瀬川の水を司るのが都祁水分の神で『延喜式』祈年祭祝詞に「水分に坐す神等の前に白さく、吉野・宇陀・都祁・葛木と御名は白して」とある都祁水分神である。
・当社の旧地は約二キロメートル南の小山戸の字カモエ谷に鎮まる都祁山口神社の社地にあったので当社(都祁水分神社)を今も下宮と呼ぶと伝える。
◆神社のホームページ
・都祁の地は、古代の闘鶏(つげ)国があったといわれ、古くから独自の文化を育んできました。
などの記述が見えますが、本当にこの辺りは大和川の源流でもあり、淀川の源流でもあるところなので大昔は非常に重要な土地だったんだと思います。