ある程度の想像はついていた。


突然プラネタリウムを観に行くことにしたのも

ゆったりと静かな環境で癒されたいと思ったからであるし


つまり


とても疲労困憊していたのだ。


ということは


少しだけ傾斜のついた座席、薄暗い館内

静かな音響…


わたしは開始約2分でうっかり眠ってしまったのである。


どのくらい眠ったか

時間にしてきっと数分なのだろうが

その後がきつかった。


兎に角ことあるごとに瞼が下がってくるのだ。

約40分間、私は睡魔と戦い続けた。

何かにつけてウトウトし、興味深い箇所は意識がハッキリしているのは確かなのだが

如何せん、穏やかな時間なのだ。

いくら寝不足でなくとも一瞬は眠ってしまったひともゼロではなかろう。


プラネタリウムの名誉のために伝えるが

内容はとても素敵だったのは記憶している。


太陽と地球は絶妙な距離感にあり

いまより近ければ地球上にある水という水は蒸発し

生命が維持できない

いまより遠ければ氷河の惑星と化してしまう


水というのは生命維持に不可欠なものであるということと、火星に水があればもしかするとなんらかの生命がいるのではないか


などという非常に夢の広がるものであった。


以前、酒のつまみになる話しでSUGIZOさんが

晩年は火星に住みたいと仰っていた。


いま火星へ行くのに10億円かかると言われたら難しいが

例えば30年後、1.000万円だと言われれば

是非行きたいらしい。


因みに火星へ行くのに半年ほどかかるらしい。


まだ着かねぇなぁ~


を半年経験するのも夢があるようで気の遠くなる距離だし

大人になってからの半年はあっという間であるが

移動距離として考えると想像を絶する。


まだ着かねぇ、の次元ではないような気もする。


SUGIZOさんの夢のあるトークはいまも大好きで

指先まであるタトゥーも好きだ。


プラネタリウムからSUGIZOさん、火星移住の話しまで飛んだことはご容赦いただきたい。


この40分間は、わたしにとって癒しと学びと睡魔に負けた後悔と

様々な感情が入り混じっていた。


この歳になると日々体調万全であることが奇跡である故に、次にまたプラネタリウムを観に行くことにしても絶対眠らない保証は無い。


しかし、近いうちにまた是非プラネタリウムを観に行きたいという願望があることはお伝えしておく。