久々の投稿になりましたねーー(゚Д゚; 忘れてはいません。中々文章にするのは難しいですねw

わたしが担当している患者さんは整形外科では圧迫骨折が多い気がします。気かもしれませんが。色々な病院やクリニック等々あると思いますがちょっとまとめてみようかと。臥位での運動しかも一部に限ります←

 

脊椎圧迫骨折とは:椎体前方支柱部分が骨折する外傷性疾患

好発部位:Th11〜L2

骨粗鬆症と合併することが多い

高齢化社会に伴って増加中

画像所見:QM法かSQ法:椎体を前・中・後に分けて考える どれだけどこが潰れているか

 

わたしのいる病院は高齢者が多いので納得ですな。BKP(経皮的椎体形成術)は少なくて保存療法がほとんどです。最近はダーメンコルセットが主流なのでしょうか硬性コルセットはほとんどお見かけしません。

 

圧迫骨折は基本的に2週間は安静臥床です。非荷重・反張位臥位にしないと椎体前縁高が潰れたまま癒合してしまうとのことで。2週間経ったらコルセット装着して痛みに応じて歩行していくという感じですかね。

 

担当している患者さんL1のみの圧迫骨折なのになんで胸椎までがっつり留めてあるダーメンコルセットをしているのか不思議なのですが…他院からの紹介で来た患者さんなので詳細が良く分かりません。こういうことはあるのでしょうかね。

 

2週まではベッド上安静なのでベッドサイドでリハビリがスタート。両方の股関節を思いっきり屈曲すると骨盤後傾して腰椎も圧潰方向にストレスがかかるので注意が必要ですね。その他にも腰を回旋させないとかありますが。寝返りも丸太様にとよく担当Drが指導しています。丸太様をよくみなさん まるたんぼう って言うのでもうこれ腰の患者さん共通語で良いのではないかとw

腹部や背部等の体幹は等尺性収縮ならいいと言うDrもいれば極力動かさないで力もあまり入れないでというDrもいるので何ともですがlocal muscles(ほぼ深層筋:多裂筋・腹横筋・内腹斜筋・骨盤底筋群・横隔膜等)はしっかり働かせておきたいものです。2週間は骨癒合の促進と脊柱後弯変形・圧潰の予防が第一ですからね(^▽^)

 

腹式呼吸・上肢使用しての脊柱軽度伸展の運動は毎日行うようにしています。

腹横筋群へ:中々腹横筋に力を入れるというのは難しいです。腹斜筋・腹直筋も働いてしまっては意味がないと言われますが説明するのにも一苦労だしどうしても腹横筋以外も働いてしまいます。高齢の方や認知症がある人はさらに精密さに欠けてしまいます( ノД`) 背臥位・両膝立位で「息を吐くとき両方の骨盤をおへそに近づけるように力を入れてください」と軽く徒手誘導&患者さん自身で触ってもらいながら行う。のが今までで反応が良かったかなと。

多裂筋へ:深層すぎて触れているか分からないので起始停止部を意識して行うしか私のすべはございません(;´・ω・)背臥位膝立位「腰は浮かさないようにお尻の穴を締めるように軽くお尻を持ち上げてください」で多裂筋の筋腹が一番多い仙腸関節部分の収縮を促しています。

腹筋・脊柱起立筋へ:背臥位・膝立位。肩甲骨内・外転、肩関節屈曲で腹筋群の遠心性・等尺性収縮、脊柱の伸展運動も実施しています。

患者さんにしっかり説明して意識してやっていただくのがやはり効果ありますよね。やらされているはあまり好きではないので治るために自分でやっているっていう感覚になってくれたらなーといつも思います。

 

あーこんなのまだ全然リハかよと思っちゃうけどもこんなに長くなってしまった(笑)