今日もだめかな…と

何も期待せずに

明日明後日に向けての作品作り


そこへ

「こんにちは〜」と入ってきた女性


「こんにちは〜」

と返したものの

「〇〇ちゃん

やっと来れた!

お店開いたの知ってたのに

来てなくてごめん!

YさんとかIさんとかから話は聞いてたのに

来れる状況じゃなくてさ。

でもやっと来れたー!

〇〇ちゃんすごいじゃん。

お店開くなんて!」

と来てくれたのは

高校の同級生Kちゃん


クラスは違いましたが

剣道部に所属していたときの部長で

卒業してからも

子供の年齢が近いこともあり

何となく付き合いがありました。


とはいえ

会ったのはたぶん

15〜17年ぶり


Kちゃんは

お姑さんの介護のために仕事を辞めて

何年も出かける事が出来なかったとか。


お姑さんが亡くなったので

今は就活中との事でした。


「仕事は色々あるんだけどさー

レジはやりたくないとか

掃除は嫌だとか

私の条件が多いせいか

全く決まらないんだよねー」


お互いに年はとってしまったものの

Kちゃんの話し方も

楽しく話せるところも

全然変わっていませんでした。


お店にいる間

何回「すごいねー」と言ったことが。


確かに私もKちゃんと同じで

この歳になって

レジや掃除の仕事はしたいとは思いません。


大変なことは色々ありますが

50になったからといって

妥協をしたくないのは一緒


お店を始めたのは

間違いではなかったのかもしれません。


「何も買わなくてごめんね〜

でも娘にプレゼントしたいし

ちゃんと考えてまた来るからね。」

とKちゃん


高校時代に戻ったような気分でした。




その後も誰も来ず…。


夕方になって

しばらく来ていなかったお馴染みさんのHさんが

お取り置きのパンツを買いにいらして

相当長い雑談


その後は

イベントにもよくいらっしゃるOさんが

帽子のお取り置き



作品作りは開き直って諦める事にして

ケースに詰めて車に積み込みました。


明日明後日はイベント


搬入できる時間が遅めなので

明日は7時出発です。