私が若年性特発性関節炎(JIA)を発症したのは2歳の頃です。
私はJIAの少関節型で、
症状があるのは左膝のみです。
JIAは小児のリウマチとよばれるのですが、
型によって症状も異なり、
私の少関節型は関節に炎症が起きる、
リウマチに近い症状が、あらわれます。
若年性=16歳未満
特発性=原因不明の
という意味です。
JIAは全国に8000人程度、
そのうち少関節型は20〜30%程度です。
さらに少関節型は他の型にはない、
目の病気、
「ぶどう膜炎」
を発症する可能性があります
(少関節型の10〜20%ほどの割合)
私は
2歳児検診の時、内反足が見つかり、
療育相談にいき、
その頃から足が痛い痛いと言ってたらしく、
しかし、JIAは診断をつけるのが難しいので
いろんな病院に行って、
たくさんの検査をして、
それでもわからずに、
炎症値が高く
熱もあって、
膝は腫れあがって、
長い期間
入院していました。
3歳になってようやく診断がつき
若年性特発性関節炎少関節型となりました。
少関節型と判明し、医師から
「少関節型はぶどう膜炎を発症している可能性がある。」
と言われ、
両親が眼科に連れて行ったところ発症していました
現在もJIAと、ぶどう膜炎の治療を並行して行っています。
(ぶどう膜炎についてはまた詳しく書きたいと思います。)
JIAは悪くなったり、落ち着いたり、
再燃と寛解をくりかえして、
症状は落ち着いていても、関節破壊はあるので、
距離を歩いたり、運動したりすると膝が痛みます。
でも、杖をついたり車椅子に乗ったりしているわけではなく、普通に電車とバスを乗り継いで大学に通っています。
見た目では全くわからないです。
2歳に発症して現在20歳。
18年間いろいろなことがあり、
書きたいことはまだたくさんあるのですが、
長くなるので分けて書いていきたいと思います。