「ひめゆり」シアター1010








劇場ロビーが溢れんはかりのお花で埋め尽くされていました

沖縄戦のひめゆり学徒隊を題材にしたミュージカル。
劇団四季にも三部作が有り、
最近では何度もリピートした「君よ生きて」など。。
それまで戦争を題材にしたミュージカルって意外(?)に思っていましたが、結構あるんですね。
(今回の「ひめゆり」は出演キャストに魅かれて観に行ったのですが‥
初演から21年も演じられている舞台でした。)

桧山上等兵‥中井智彦さん
上原婦長‥木村花代さん
滝軍曹‥小野田龍之介さん
キミ‥はいだしょうこさん

久し振りに中井さんの本格的なお芝居と歌をたっぷりと味わいました。
上等兵の葛藤に胸が詰まる思いでした。

小野田さんの¨鬼¨軍曹。
日本は戦争に勝つと信じて疑わない。。しかし恐怖が精神をも蝕んでしまう狂気を恐ろしいほどに演じられていました。

はいださんのミュージカル舞台は初観でした。
以前原田優一さんのライブにご出演の際、なかなかの天然っぷりに驚かされましたが。。
はいださんのキミ役ははまり役ですね!
(何度も演じてられるので、とても深く「生きる」メッセージが届いてきました。)

花代さんの婦長さん。
薬も包帯も何も無い中で、傷ついた兵士やひめゆり学徒隊を心で支える歌声「夢を見ましょう」には涙を抑えきれませんでした。

一幕目はもう観ていられなくなるかと思う程、戦地沖縄の悲惨であった場面が次々に。。
二幕ではそんな中にも、¨はる  かな  みさ ¨  トリオのコミカルな演出の歌に気持ちほぐれたり。

あんなに苦しい経験することは無いので、想像しがたい事ですけれど‥
今、確かに生きている事を感じ、僅かでも希望を失わずにいれば命を繋げることが出来る。

戦争では無いけれど「生きにくさ」を多くの人も感じる、¨今¨にも響くメッセージがありました。

しかし何よりも
戦争を再び起こしてはならないと言う思いを語り継がなけば、平和な世の中が続きません。

「ひめゆり」が再演され続ける大切なメッセージだったんですね。


「小鳥の歌」


あの小鳥になれたら
空を飛んで行けたら
広い青空はどこまでも続く

あの小鳥になれたら
高く飛んで逃げよう
やわらかい雲に浮かんで眠ろう

自由にはばたいて
甘い風を吸い  お空へ飛んで行く
かあさん  ただいま  今帰ったわ

明日の朝までには
私の魂は  広い青空に
飛び立つでしょう

きっとかあさんは
気づいてくれるわ  ゆきちゃんあなたね
かあさん  ただいま  今帰ったわ

あの小鳥になれたら
空を飛んで逃げよう
広い青空は天国(ふるさと)へと続く