イタリア語のSei sempre il benvenutoは本当に歓迎してる雰囲気を出そう! | NHK Eテレ & NHKラジオ第2放送だけでマルチリンガルを目指すブログ

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NHK EテレとNHKラジオ第2放送の語学講座を愛しています。NHK語学番組を視聴しての感想と、放送時間の制約で解説しきれなかったであろう細かい論点について自論を展開。異論・反論のある先生方はメッセージをくださいw

2017年8月9日放送のNHKまいにちイタリア語より。

<キーフレーズ>

Sei sempre il benvenuto.
(あなたはいつ来てくれても嬉しい人よ⇒いつでも来てくれて大歓迎!)

前回に引き続き、情熱的なフレーズです。


<そもそもイタリア人は本当に情熱的なの?>
これは「人による」としか言えません... ...。でもそれでは話がすぐに終わってしまうので、あくまでも「わたしの経験上」での感想を。

ローマは情熱的な人が多いです。情熱的とまでいかなくてもフレンドリーな人が多いですね。観光客慣れしてるというのもあるかもしれませんが。

ナポリはローマから日帰りで一度行ったきりなので分析できるほどの経験を持ち合わせていないのですが、ローマと同じくらい陽気な人が多い印象でした。

ミラノはシャイで自虐的な人が多い。イタリア人は愛郷心が強いと聞いていたので最初は意外でした。「ミラノなんて遊ぶところ全然ないでしょ??」とか「ミラノよりセブ(フィリピン)の方が治安がいいよ!」と言われたことは1回や2回どころじゃありません。


<Sei sempre il benvenutoと言うときにもっと歓迎してる雰囲気を出すには?>
頭にCerto!ってつけるといいです。発音はあえてカタカナで書くなら「チェルト!」。チェをやや強めに発音して「チェ~ルト!」っていうとイタリア人っぽくなります。

意味は「もちろん!」ってこと。英語の「Sure!」と意味も使い方も似ています。

日本人ほどじゃないけど、イタリア人も結構、本音と建て前の差が激しいです。仕事においても実力とか能力とか成果物というより「人としての感じのよさ」とか「コネ」を重視する面があります。

日本がイヤで日本を脱出した人が何も知らずにイタリアに移住したら、「せっかく日本を脱出したのに日本社会とあんまり変わらない!」とショックを受けるかもしれません。

というわけで、社交辞令が意外と多いイタリア。心から歓迎してることを表現するために、まず始めに元気よく「Certo!」と言って相手に安心してもらいましょう。


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