2014年下半期に見た映画雑感 | NHKD_blog02

2014年下半期に見た映画雑感

結局2014年に見た映画を全部振り返る前に年が明けましておめでとうごうざいます!
すでに1月末です。とか書いてたら、2月に突入してしまいました。

ゴジラ/Godzilla(2014)
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ゴジラ直撃世代でもなく、子供の頃から夢中になってみていた程でもありませんけど、これ2014年の私的ベストに選出したいくらいです。
日本(頑張っていたものの結構な謎日本でしたが)を舞台のひとつにしてくれたことも嬉しいのですが、何よりゴジラが強くてでかくて神々しい…!
怪獣映画らしい、未知の何かにどうにかされそうとか、今何が起ってるのかわからないという恐怖もちゃんとあったと思います。そして何より、ゴジラやその敵役となるムートーに対し、人類が何一つ対抗できずに翻弄されるだけっていうところがめちゃくちゃ良かった。
強くて神々しくてかっこいい、まさにGODzillaな映画でした。ほんと良かった…。
ムートーの得体の知れなさも良かったよ!オスメス揃ってるとことか、怪獣へのこだわりも感じました。

烈車戦隊トッキュウジャーTHE MOVIE
ギャラクシーラインSOS

コレクターズパック
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ライダーとの2本立て、1本目はトッキュウジャーです。
どうしても30分という短い時間の上映なので、内容や演出に制限があるであろう夏の戦隊映画。でも今回もしっかりきっちり作り上げて、かつ大人にはちょっとグッとくる内容になっていたと思います。
テレビCMの予告でもいっぱい映ってたけど、動物戦隊な時のカグラちゃんはひたすらずるいw
あと何年か前まで夕方Eテレ実況組だったので、レディの右手でニヤニヤ(・∀・)

劇場版 仮面ライダー鎧武
サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!

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なんでサッカーだったのかな…。ワールドカップの開催年だったから?
いろいろ疑問は残るものの、複数ライダー作品でライダーが勢揃いするシーンは何度見てもいいですね。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
[Movienex+DVD]

映画館に見に行けてよかったー!
原作は知らなかったのですが、テレビで流れたCMを見て、こら見に行かないといかん!と思い立って行ってきましたよ。
ロケットもグルートもかわいいし、ガモーラもかっこいいし、ドラックスはただのバティスタだったし(褒めてる)、でも何より主人公のピーターと自分の年がわりと近いってところで、なんだかいろいろグッとくるシーンが多くて、ヒーローものとしてはもちろんなんですが、同年代のおっさんが宇宙で案外頑張ってんぞ!みたいな感じでも楽しめました。
宇宙ものが大丈夫で、ヒーローもの(これはちょっと正統派とはズレてるけど)が好きで、1970年代生まれならいろんな意味で楽しめる映画だと思います。もちろんそれ以外の年代にも、宇宙を結果的に救っちゃうはみだしヒーロー映画としておすすめ。

ホットロード
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原作は未読。人気作なのは知っています。
1980年代を舞台にしたわりに80年代くささがほとんど感じなかったな…と。別に80年代である必要がそれほどない流れだったと思うので、その辺はこだわる必要がなかったのかもしれませんが。
顔面のアップが多くて、途中から「顔面アップの回数カウントしとけばよかった」と思ったくらい。
若い人気キャストの主演作ということで、往年のアイドル映画っぽさも感じましたね。私はこの作品のテーマ(江ノ島や暴走族、10代の淡い恋心、不安定な家庭環境、グレる、尾崎など)にはかすらず今まで生きてきたので、特に響くところは…なかったかな。
江ノ島の風景はきれいでしたが、良くも悪くもプロモーションビデオか写真集のような映画だと感じました。

ガチバン ULTRA MAX
もうずっと続いているシリーズ、今回初めて見ました。
タイトルとジャケットからして、ゴリッゴリのヤンキーケンカものだと思っていたのですが…なんだかとっても青春物語!後でDVDに収録されている全シリーズの予告編を見てわかりましたが、今作はガチバンシリーズの中でも異色作だったようで。
お目当ては海賊戦隊ゴーカイジャーでデビューした山田裕貴氏。作品の中でそのキャラクターとして生きて暮らすのが上手な俳優さんだと思っておりますが、今回ももれなく。途中、これ山田か!?と思うような顔つきもしてたりして、アクションもしっかり受けていて、本当、成長してるなぁと思いました。
終盤のタイマンは見応えありましたよ。

ライヴ
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山田裕貴初主演映画です。原作は未読。
原作付きなんですが、原作を映画化したというわけではなく、映画の中で始まったデスゲームを、原作をヒントにして生き抜いていくというストーリーになっています。
応援してる山田裕貴氏が主演と言うだけで手放しで喜びたいものの、ホラー映画がやらが好きな私がなんとなく、ごく自然に、無意識のうちに避けてきていた監督だったんですよね。だから見る前はどうなんだろう…と不安でいっぱいでした正直なところ。
で、見ましたが、やっぱり演出とかちょっと苦手でした…。
でも森田涼花ちゃんがあの自転車でワーッと行くところとか、大開脚津田寬治とか、面白かったところはあったし、何よりやっぱり山田裕貴の成長をしっかり確認できたのはよかった(序盤が完全なクズだったとことか)。
演出・脚本・俳優のすべてが好みの作品って、それだけである意味奇跡のようなものと思っていいのかも知れないと、改めて考えてしまいました。