10月に見た映画雑感 | NHKD_blog02

10月に見た映画雑感

空前の特撮ブーム再来により映画の本数がだいぶ減ってきてしまいました…。
が、見るのはやっぱりホラー中心でなるほど嫁にも婿にも行けないわけだよハハ。

13日の金曜日 PART7 新しい恐怖
いつの間にか7作目のジェイソンさん、前作でクリスタルレイクの底に鎖で繋がれて沈められたジェイソンさん、今回のターゲットはもちろんリア充若人と目についた邪魔者です。
もう政府でクリスタルレイク封鎖しろよ。
そしてそんなジェイソンさんと対峙する今回の主人公は、なんと生まれながらにして物体を動かせる超能力を持っている少女だったのです!
ジェイソンの暴れ方はわりとシンプルで、シリーズを知らない人でも想像しやすいジェイソンっぽい感じですが、超能力を使われ何が起こってるかわからないようで挙動不審になったり、しつこく攻撃されて激昂したりと人間くさい表情も見られます。
しかし相手は超能力者、飛び道具を持たないジェイソンさんはシリーズでも一番かというくらいフルボッコにされ、ジェイソンらしくもジェイソンらしくない意外性が楽しめるのではないかと思います。
個人的には長いこと水に浸かってたせいで服も体もボロボロのジェイソンの背骨が見えてたのがよかったです。

クリープショー2 怨霊
かつてアメリカでブームになったホラーコミックを映画で見せるという設定のオムニバスホラー。
少年がコミックを読んでいる体(てい)なので各話の間にアニメーションが挿入されたり、ホラーとしてのビジュアルは少々弱め、やや寓話的要素もある自業自得エピソードが3話続きます。
<各話のあらすじ>
第1話:酋長の出来が思ったよりいい
第2話:アメリカの若者が男女複数で湖に近づくとロクなことにならない
第3話:独り言多すぎ欲求不満強欲おばさんVS何がなんでも車に乗せてくれよおじさん

臨場 劇場版
特別版

テレビシリーズも楽しんでいた臨場、劇場版がやっと地元で公開されたので見てきました。
私の周りでは体力のある時に見に行かないとしんどい、という感想も聞かれたほど、事件や犯行シーンはかなり凄惨でおそらくリアル。
テーマもかなり重たいものだと思うので、ちょっと気を張って見ていないと気分的に引っ張られることもあるかもしれません。
でも私としては、テレビシリーズでずっと被害者などたくさんの「死」と向き合っていた検死官の倉石が、この映画ではずっと「生」と向き合っているように感じて、足取りは重たくてもしっかり前を見て前に向かっている映画だと感じました。
その前に向いている印象が強くて私は好きだし、何よりすごく素敵な俳優さん女優さんが揃った映画だと思います。
テレビスペシャルなんかじゃ描ききれなかったであろうこのストーリーを映画でしっかり作ってくれて本当によかった。

ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟
メビウスの劇場版ですがメインはウルトラ兄弟のおっさんホイホイムービー!
マン、セブン、帰マン、エースの4人が封印し監視していた敵が蘇っちゃってメビウスピンチ!で、メビウスの映画なんだけどGUYSの面々はそれほど登場せず、やっぱりメビウスというよりはウルトラ兄弟な映画です。
一応テレビシリーズ本編にも関わることがありますが、それほどリンクしているわけでもないのでテレビシリーズ未見でも、途中で見ても大丈夫でしょう。
まあ全部エンドロールに出てくるタキシード&紋付き袴な正装ウルトラファミリーに持って行かれてる気もしますが。