3月に見た映画雑感・後編

:メイキング・オブ・フロム・ダスク・ティル・ドーン
[Blu-ray]
わたくしの映画基礎を築いたフロム・ダスク・ティル・ドーンの裏側を描いたメイキング映画!というよりも雰囲気的にはドキュメント映画に近い感じ。
一般的に「メイキング」と言われると映画の撮影方法やCGの作り方なんかが思い浮かびますが、これは映画の撮影をひたすら追っているような作りで、撮影中の映像はもちろんスタッフの仕事ぶり、役者も含めた夜のどんちゃん騒ぎ、組合とのいざこざまで網羅。
キャストのインタビューももちろんあるのでフロム・ダスク・ティル・ドーンが好きなら見ておいて間違いないです。
周辺人物のロドリゲスとタランティーノへの印象の違いにくそわろたwww

スペシャル・エディション
3作目でフレディの出生の秘密が描かれております。
主人公のクリステンは周囲の人間を夢に引き込む能力を持っているので、みんなで力を合わせてフレディと対決していくことになります。
しかし精神病院が舞台で主人公の女の子がクリステンで、となると最近ザ・ウォードを見た私はそっちとなにかアレがあるのかと思ってしまうわけで…。
エルム街の悪夢はシリーズを追うごとに結構いろんな趣向を凝らしているので楽しいですね。
今作は主人公目線が3つあったのでちょっとストーリー自体がぼんやりしてしまった感がなくもないのですが。
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
我らのイケハゲ・ジュードがフサフサになっているホームズさんの第2弾見てきました!
前作もむちゃくちゃ感がとっても楽しかったんですが、今回もまぁいろいろとアレでしたね、いわゆる公式が病気状態でもありました。
わたくしとしてはホームズの上を行く変態紳士っぷりがすばらしい兄と、その家に仕える執事スタンリーのゆくえが気になるところです。どこまで行くのスタンリー(震えながら)。
画面がグワングワンするかっこいい映像演出に少々頭を抱えながらも(寝不足で行ったから説もあり)また魅力的なキャラクターが増えてしまって、うっかり続編にも期待してしまいます。

特別版
3ですっかり度肝を抜かれ、そして虜になったわたくしですが、すでにスーパーマンを愛好している方から「4はもっとおかしな方向に向かっているよ!」と教えていただいたのでワクワクしながら見ました。
はいその通りでした!
この邦題サブタイトルである「最強の敵」であるところのニュークリアマンという、スーパーマンと同じ遺伝子を持つコピー人間が現れるんですが、これが太陽のパワーでもって人間の形になったものなので、なんと日陰に入っただけで強烈にパワーダウンしてしまいます。最強なのに。
4作中おそらくもっとも予算を使えず作ったであろう今作、劇場公開された本編を見ただけだとちょっと意味がわからないシーンがあったりして、とりあえず全部見た後に映像特典として入っていた未公開シーンを見てみましたら、その不明な点に合点がいきまして、そういう作り方して公開しちゃダメだろうwwwと。
もはやそんなことすら愛おしくなってしまうのは、クリストファー・リーヴの演技のすばらしさに尽きるのかもしれません。
はぁクラークを回転ドアに挟みたい。

レンタル版で同時収録されているジョン・カーペンターの「グッバイベイビー」目当てで、こちらも一緒に見てみました。
ホラー作品によくある「子供だから加減わかんなくてうっかり人殺しちゃった☆」系のお話。
でその殺された当人が復活して当時の子供達に復讐していく連続殺人事件というわけで、いかにもなホラーをベタ~に作ってくれている感じ。
解決方法は結構意外というかえっ?wwwwwwてなったけども、そのベタな感じがホラー好きとしてはなかなか心地よいです。

こちらがカーペンターの監督作品。
特に序盤の雰囲気は比較的静かなんだけど、なんとなくずっと怖い雰囲気が続くあたりがそれらしい。
ヘルボーイを演じたロン・パールマンが出演していて、ガタイも顔も怖いっていうのもあるけど妙な圧倒感があるのがなんだかもうすごい、怖い。
ストーリーそのものはオカルトよりというか、言ってみればナンジャコレ系と言えなくもないんだけど、ドバーングシャーッ!て感じじゃない静かな怖さ、狂気みたいなのが続いてて楽しい。
あとカーペンター好きならニヤリとできるシーンがあります。

コレクターズパック
[Blu-ray+DVD]
もうどうしてこれを地元で公開してくれなかったのか、そして公開してる間に公開してる地域に行けなかったのか私…。
大きなスクリーンで見たかったです…有無を言わさずブルーレイのコレクターズパックを買いました。
なぜなら!ゴーカイジャーでギャバンだから!!!
もーう初登場のピカピカギャバンもアクション中のやわらかギャバンもどっちもたまらん!
今回の映画の大きな目玉が復活したギャバンだったわけですが、ストーリーや展開的にはギャバンだけにスポットを当てているわけでもなく、ギャバンとゴーカイジャーの両方がしっかり成り立っていたのがまたよかった。
ゴーカイさんで古傷が完全にパックリいったり、新たな病(重度のギブケン病)を患ったりしてますが、これおそらく不治の病なので一生付き合っていく覚悟ですアハハ。
メイキング映像はアクションシーンも結構いっぱい入っててよかった。コレクターズパックおすすめです。

スペシャルエディション
TNG以降のテレビシリーズをちらほら見ていて、好きなシリーズなんですがなかなか見る機会を作れず今回ペッグシリーズとしてやっと見ることができました。
カーク時代のをあまり知らないのでウハウハというほどではないものの、アーチャーの名前が出て来たのが嬉しかった。
シリーズを知ってる人はきっと楽しめるシーンややりとりが多かったりするんでしょうが、私のようにちょっとしか知らなくても楽しめる作りになっていると思いましたよ。
SFの常識はかなぐり捨てるんだ!
ペッグの役も実にペッグらしくて満足、次回作ではもっと出番が多いといいな~。