2月に見た映画雑感・前編

ゴーストプロトコルが思ってた以上に良くて、3にもペッグが出てるのよね~と思ってちゃんと見てみることに。
私の大好きな短髪イーサンですけど冒頭から第一線退いてるし恋人いるしでアワアワ、イーサンが幸せになるのはいいんだけど作中で女性に絡められるとやっぱりなんかこう、私が求めてるインポッシブルなミッションと違う…。
でもチームでのミッションもあって、その辺はやっぱり楽しいし、終盤電気ショックのシーンは彼女がいてこそだったと思うし、何よりベンジーが超ペッグだったので差し引きゼロどころかペッグ効果でプラスになる始末。
ベンジーの恩師のあだ名がシリーズ中明らかになることはあるのでしょうか。

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「光る眼」でその演技力の高さを改めて実感して、クリストファー・リーブと言えばこれでしょうということで。
小さい頃はテレビでもしょっちゅうやっていたので見たことはあるんだと思うんですけど、いかんせん小さい頃なのでストーリーなど一切記憶になく、新鮮に楽しむことができました。
何がすごいってやっぱりリーブの演技力と、この時代にあんなにナチュラルにスーパーマンが表現できてることでしょうね~。
イケメてて体格もしっかりしてて紳士なスーパーマンと、ダサくてモサくてあわあわしてるクラーク・ケントとの落差がすごくて、ちっとも同じ人が演じてるように見えないところがほんとすごい。
そしてそのダメクラークを演出するファッションもすばらしい。
クラークことカル=エルが地球に降り立って育ち、メトロポリスに移るまでのところがすごく好きです。
結論としては私もクラークを回転ドアに挟みたいです。

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父リクエストで借りて来たのですが、うーんなんとも超凡作。
優秀なエージェントが主人公というのはわかるんですけども、見た目にそぐわないスーパーパワーっぷりがなんかこう、しっくり来ない…。
優秀な女性エージェントが愛する夫の影響で考え方が変わったっていうのもなんか納得がいかなくて、当初の予定通り男性エージェントを主人公にしてた方が、いろいろしっくり来たんじゃないかと思ってしまいました。
もっと作中のプロフィールが活かせてたらなぁ。

ジェイソンさん2作目でついにジェイソンさん自身が殺人鬼として活躍し出します。
冒頭は前作のおさらい、そしてジェイソンさん第一の殺人!いやもうすっごい笑った。
続編ということもあってかテンポ良くザックザクとジェノサイドをおこなうジェイソンさん、武器や方法もバラエティに富んでます。
これを書いてる時点で3作目まで見たんですが、3作の中でPart2が一番好きです。

スペシャル・エディション
シャレオツおじさんフレディさんの2作目は、なんとフレディさん、悪夢の中から飛び出してきてしまいます。
夢の中でしか暴れられなかったフレディさんも実は2作目ですでにVSシリーズへの可能性を広げてたんですね。
突然街並みが変わったりあり得ない場所に出たりするようないかにも夢の中っぽい演出は減ってしまったものの、フレディのボイラーの魔術師感が出ていたのはおもしろかった。
体育教師?の死に様にも大変笑ったんですけど、この作品で一番笑ったのは主人公ジェシーの男友達ロン君がランチプレートの上に牛乳パックを3つも載せていた上に途中で残して帰ってったとこです。

地元でやっと上映になったので見てきました!
聞き伝わってきていた以上のつだかんさんっぷりにプークスクスをこらえるのが大変、映画の作りも時系列や目線の持ち主がころころ入れ替わるので気を抜くと訳がわからなくなるかも。
グロは少なめなものの全編にわたって性的な表現満載なので苦手な人には好き嫌い以前の問題かも。
私は上映時間ギリギリで滑り込んできた若いカップルがなんでこの映画を選んだのか、そしてどんな感想を持ったのか根掘り葉掘り聞きたい気分でした。
「女」の描き方が、冷たい熱帯魚のときは男から見た女で、今作は女から見た女っぽいなぁ~と思いましたです。
だんだん大きくなるウィンナーと母娘の口げんかにすっごい笑ったwww
宇宙人ポール
ずーっと見たかった宇宙人ポールがやっと地元に来たー!ということでとっても楽しみに見に行ったんですが、結果から申し上げますと ほんっと楽しかった!
見に来てよかったレベルじゃない、こんな楽しい映画作ってくれて本当に嬉しい。
あの2人がコミコン会場に並んで立ってるだけでもう面白いのに、2人の間(ま)みたいなのも健在で映画の最中、中だるみみたいに感じるところもなくずっと飽きることなく見られました。
コメディだけどちょっとグッと来るシーンもあって、2・3回泣いてしまった…。
いろんなSF映画のパロディもふんだんに含まれてて、それが茶化してる感じじゃなく本当にSF映画が好きなんだろうなぁという作り手の愛情もよく伝わってくる。
宇宙人(エイリアン)との交流をメインに描いてるけど、エイリアンというのは何も宇宙人にだけ使う言葉じゃなく「外国人」というような意味もあって、アメリカ人とイギリス人、SFオタクとそうじゃない人、ていういろんな「エイリアン」の交流も描かれてます。
今のところ今年の映画ナンバーワン、早くブルーレイ出してくれ。