10月に見た映画雑感・前編 | NHKD_blog02

10月に見た映画雑感・前編

侍戦隊シンケンジャーvsゴーオンジャー 銀幕BANG!!
未ゴーオンなのですがシンケンジャーを見た流れで見てみました。
もうなんというかシンケンに関しては千明千明千明状態でラストのダンスもウッヒョホウ!となってしまいなんだかアレ。
戦隊のVSシリーズならではのてんこもり感というか楽しいボリューム感はここでも健在です。

レポマン
ひょんなことからレポマン(債権回収者/この映画では自動車ローンが対象)になってしまった少年の成長とその町の周辺で起こるあやしい出来事にまつわるSF映画です。
80年代半ばの何とも言えないかっこよさがずーっと続く感じで、何とも言えない心地よさを感じました。
レポマンをやってる人たちもSF的な騒動を引き起こす人たちも世間的にあまり「まとも」と言える人たちでなく、そんな人たちがずっと出ているのでまあ変な映画と言えば変な映画です。
難解ではないけれど、変。
でもSFだからそれでいいのです。
暗くむしゃくしゃするような雰囲気が続くもののラストでなぜか気持ちが明るくなってしまいました。
私もヘアネットかぶってお出かけしようかしら。

ゾンビランド
ゾンビスキーとして一般層にも受けている印象のあるこれは見逃せませんでした。
が、ゾンビ映画というよりは青春ロードムービー。
ゾンビやゾンビだらけになった世界と関わることで出てくる人間くささとかではなく、主人公のヘタレギーク少年の恋愛と成長の物語にゾンビテイストをくわえてみました!という程度にしか思えなく、ゾンビ濃度が低く感じました。
タラハシーがひたすら強かったところと「ソーシャル・ネットワーク」で主演を務めたジェシー・アイゼンバーグがフェイスブックを揶揄するようなセリフを言っていたのが面白かったです。

シャーロック・ホームズVSモンスター
新しいシャーロック・ホームズが公開されたことによる便乗作品だと思うんですが、このドストレートなタイトルに惹かれてつい見てしまいました。
これはもう実にジャケがズルい。
たぶんこれを選んで見る人はよっぽどのB級C級好きのような物好きか、ジャケットにうっかり騙された人しかいないのでは、というくらい本編とリンクしないジャケット!
なんでそんなの出てくるんだよwwwというモンスター具合はなかなかでしたが、この手の映画にありがちな後半での失速が気になりました。
(つまりほとんど覚えてないです…)

フェノミナ
インテグラルハード完全版 デジタル・ニューマスター

テレビゲーム「クロックタワー」のオマージュ元としても知られるむしむし大行進のホラー映画です。
主人公のジェニファーを演じるジェニファー・コネリーがそれはそれはもうとってもかわいいのですが、いかんせんこのジェニファー、映画の中ではハチやハエ、その他虫さんたちと交信できてしまう能力の持ち主なのです。
そして次々起こる殺人事件の謎を解くカギとなるのが、死体にしかつかないと言われるウジムシなのです。
つまりそういうことです。
ジェニファーはかわいく、ホラーとしての作りもおもしろいのに、結構な割合で虫なのでなかなか友人にもオススメできなくて歯がゆいですグギギ。