ツイッターで読む反日デモ実況（9月15日、16日、17日）

ツイッターで読む9月15日反日デモ実況

ツイッターで読む9月16日反日デモ実況
http://togetter.com/li/373993/

ツイッターで読む反日デモ情報とその余波（2012年9月17日）

http://togetter.com/li/374636

今回の反日デモは（も）、中国政府が動員をかけ、組織的に準備してコントロールしていたのが実情のようだ（官製デモ）。
今回の同時多発反日デモは、突然始まったものではなく、仕組まれたものだった。
例えば、西安では、地元警察所長が私服でメガホン持ってデモをリードしていたことが判明。河北省滄州では交通警察の支隊長がデモのリーダーだったことが判明。
また、「民衆」も地方から動員されてきた模様。職場単位での動員要請もあったようだ。
ただし、完璧にコントロールできたわけではなく、想定外の暴動も発生した。
なお、中国国内では、今回の反日デモでの暴動はほとんど報道されていない（報道規制されている）とのこと。

今回のデモは、良く報道されるような「ガス抜き」とは全く違うという意見がほとんど。
そもそも中国では天安門事件以来、民衆による自発的なデモは徹底的に禁止されている。
政府内の権力闘争が大きく関係していると見る人がいる。

具体的な政府内の権力闘争にはいまいち興味が持てないが、感情的な「反日教育」や利権独占の官僚制が終わるのはいつか、ということにはとても興味がある。

役人へのわいろが横行している国は、今どきあり得ない。
国民の電話やインターネットの通信内容を全て監視するような社会は、永続するとは思えない。
大規模な同時多発反日デモを「自作自演」で演出して外交カードにするという下手な芝居が国際的に通用するなんて、絶対にあり得ない。
いつか絶対にほころびが生じ、ソ連のように体制が変わる気がする。

この点で、今回のデモで、日本とは全く何も関係ない施設である深圳市の「共産党委員会庁舎」で一悶着あって催涙弾がデモ隊に向けて発射されたのは、これから何かが起こる前兆なのかもしれない。（あるいは、そう思わせたい演出だったのかもしれない。）

だいたい、身の回りであんなに大規模な暴動・略奪があったにも関わらず、何もニュースになってないというのは、それだけでも世の中を疑う充分な理由になる。
ニュース内容がコントロールされている、ということに不自然を感じない人はいないだろう。
（先月、面白い事に、香港では中国共産党の一党独裁に反対するデモが起こった。もちろん、これは中国の中央政府が動員したものではない。）
若い高校生や大学生が「暴力反対」という内容のプラカードを掲げてデモに参加したのは、自国の政治体制がおかしいことがわかっているからだ。
オセロのコマが全てひっくり返るのはもうすぐなのかもしれない。

18日がデモの本番と言われているが、どうなるか。

※参考ブログ他

「反日デモ」
http://blog.goo.ne.jp/dashu_2005/e/d133e4045bb0ac65d80d617e979f9bd0?fm=rss

「反日デモ隊が荒らした店を清掃する中国人学生たち――手には「理性愛国、反対暴力」のプラカードが」

http://togetter.com/li/374666

【反日デモ】「暴力では解決できない」デモ隊に引き裂かれた少女のメッセージ―中国

http://kinbricksnow.com/archives/51810812.html

中国で連日の反日デモ＝ツイッター実況を翻訳してみた<1>

http://kinbricksnow.com/archives/51491115.html

中国で連日の反日デモ＝ツイッター実況を翻訳してみた<2>

http://kinbricksnow.com/archives/51491123.html

中国で連日の反日デモ＝ツイッター実況を翻訳してみた<3>

http://kinbricksnow.com/archives/51491134.html

＜赤龍解体記＞（８３）反日デモ　私服警察が組織し、暴徒化あおる
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/09/html/d89533.html

「洗脳反対」…香港で教育の「中国化」に抗議デモ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120729/chn12072920100002-n1.htm

中国の「愛国教育」に反対　香港で大規模デモ
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/07/html/d13090.html