石川佳純選手の試合場面を編集した動画を見た。

相手の力技のドライブを、素早い動きとスマッシュで打ち負かしている。

今、「スマッシュ」で得点する、というタイプは、世界では実は珍しいのではないのか?


石川佳純 選手 Ishikawa Kasumi - Nice Points ,Table Tennis


「日本人として最後の世界チャンピオン」といわれる小野誠司選手は、サーブやショートもうまかったが、決定打のスマッシュが相手を心理的に動揺させて、1979年卓球世界選手権男子シングルスで優勝した。


1979年世界卓球平壌大会 男子単決勝 小野誠治×郭躍華

準決勝では、対戦した中国の梁丈亮選手が、どこに返球しても打ってくる小野選手のスマッシュにびびって、最後は逆転負けしたと言われている。
決勝でも、上の動画の通り、決定打のスマッシュがとても目立つ。

力で回転とスピードのあるドライブを打ってくる体格的に大きながたいの選手と同じ戦い方はできないので、日本は「スマッシュ主戦」で行くしかないのでは?