ブルーベリーの小さな苗木が動き出していました。

挿し木2年生になる苗や3年生になる苗です。





ここからだと、当園で主力にしているサイズになるまでにあと5年は掛かります。

花芽は全て取り除いているので、しばらくは成長に専念できるはずです。


去年くらいに気がついたのですが、同じ品種なら年数が若い苗木の方が葉の動きだしが早いです。根から枝先まで、水が上がったり、ホルモンが行き来するのが、背の高い大きな苗木より、小さな苗木の方がスムーズなのかな?と考えてみたり。


こちらは、コガネムシの幼虫に根をほとんど食べられてしまい瀕死状態になっていたOPIです。






同年生の苗は、今年から戦力になるため、大鉢に植え替えましたが、根が少ないこの木は、小さな鉢に留年です。花芽を落として、根が少なくなった分、地上部もコンパクトに切り詰めました。


あまりの根の少なさに枯れてしまう事も覚悟していましたが、小さなピンクの芽がいくつか出てきています。この調子なら、根もしっかり出そうですし、次の冬には同年生苗に追いつけるかも知れません。

このピンクの点が、しばらくすると立派な枝になっているはずです。