挿し木から約1か月が経ちました。

真冬の1か月なので、流石にまだ発根はしていないはずですが、一部の品種で芽が動き出してきました。

根の無いただの枝が土に挿されて、水を与えられるだけで1か月先も生きていて、芽が出てくるってよく考えるととても不思議ですよね。







少しだけ難しい話をすると、根を勢い良く出すために必要なホルモンは頂点にある芽で作られるので、芽が動き出す事が発根へのファーストステップになります。中には芽が動く前に根が出る植物もあるのかも知れませんが、経験上、挿し木は地上部の充実と発根量がほぼ比例します。


今回育苗中のこの挿し木苗たちは、この後、暖かくなるに連れて、芽の成長速度が上がり、5月くらいまでには発根するのでは?と予想しています。ここの発根が早いと冬までの成長期間が長く取れるので、苗木づくりをする上で有利になります。


目指せ成功率100%!で今のところは1本も脱落していないので、ここから先もしっかりと管理していきたいと思っています。


今回は主にラビットアイ系品種を挿し木していて、一部は台木用としてハイブッシュ系の接ぎ木苗を作り販売する予定です。

パテント品種などは作れませんが、美味しくて、挿し木では栽培が難しい品種の接ぎ木苗を作る予定です。


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