6月からスタートした、ブルーベリーの品種ごとの食べ比べも11回目まで来ました。
前回までで、57品種を食べ比べましたので、今回は58品種目からスタートです。
まずは、ウィトウです。
甘く果汁が滲み出してくる美味しい品種です。
フルーティな香りが口の中で広がり、味に関してはかなりレベルが高いです。
皮が厚く、固いところがやや残念なポイントです。
味と風味の良さ、果汁たっぷりなところを活かす為にジュースなどに加工すると合うかも知れません。
楕円形〜球形
甘味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
酸味 ⭐︎⭐︎⭐︎
風味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
食感 ⭐︎⭐︎
サイズ ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
オススメ度 ⭐︎⭐︎⭐︎
オノです。
ブルームが少なく、紺色が濃く見える品種です。
酸味が際立っているタイプです。それでも、色付きから1週間ほどで甘味も強まりバランスが整います。
雨が続くと味が薄まる事があるので、注意が必要です。
ラビットアイ系の中では種が目立たない点、100円玉サイズくらいは狙える点が嬉しいポイントです。
ラビットアイ系の樹勢が強い品種は総じて、水を吸い上げる力が強いので、水分量の調整で味が変わります。
面白くもあり、難しいポイントです。
楕円形
甘味 ⭐︎⭐︎⭐︎
酸味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
風味 ⭐︎⭐︎⭐︎
食感 ⭐︎⭐︎⭐︎
サイズ ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
オススメ度 ⭐︎⭐︎⭐︎
マルです。
ラビットアイ系では、タイタン、クレイワーに次ぐ特大果実が収穫できる品種です。
摘果を十分にすれば、500円玉サイズを狙えるかも知れませんが、100円玉大の果実をたくさん収穫する摘果にしています。
早採り厳禁です。色付いてもしばらくは強烈な酸味とエグ味を感じます。
しかし、色付いて1週間ほど経つと酸味が消え、巨峰のような甘味が楽しめる極上果実になります。
楕円形
甘味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
酸味 ⭐︎⭐︎
風味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
食感 ⭐︎⭐︎⭐︎
サイズ ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
オススメ度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
ラヒです。
今日、ここまでに紹介した品種は全てニュージーランドの品種です。
ニュージーランドの品種は、バランスの取れた品種は少なく、際立った長所が1つあるイメージです。
ラヒの際立った長所は、ブルーベリーとは思えない程の甘味です。
甘酸っぱいでは無く、甘いという感想になり、フルーティさを感じません。
一部では、生クリームっぽい甘味とも言われ、好みは分かれますが、ラヒが1番好きという人も必ずいると思います。
個人的には、酸味がある程度あるフルーツが好きですが、ラヒもなんだかんだで結構気に入っています。
楕円形
甘味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(当園のブルーベリーの中では1番)
酸味
風味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
食感 ⭐︎⭐︎⭐︎
サイズ ⭐︎⭐︎⭐︎
オススメ度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(甘党にはオススメ!)
ボニータです。
丸い果実が特徴的な肉厚の品種です。
ラビットアイ系は甘味が特徴的な品種が多い中で、皮や種が目立つ品種が多いところが難点です。
しかし、ボニータは皮が薄く、ハイブッシュ系に近い食味が特徴です。
更に甘味が口の中に広がる感じはラビットアイ系で、両方の系統を良いとこ取りしたような品種です。
球形
甘味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
酸味 ⭐︎⭐︎⭐︎
風味 ⭐︎⭐︎⭐︎
食感 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
サイズ ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
オススメ度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
最後に、日本で生まれた品種
フクベリーです。
こちらもハイブッシュ系に近い食感が美味しい品種です。
ボニータやコロンバス程、皮は薄くないですが、果肉がなめらかなゼリー状で絶品です。
甘味と酸味のバランスも良く、万人受けしそうな品種です。
楕円形
甘味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
酸味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
風味 ⭐︎⭐︎⭐︎
食感 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
サイズ ⭐︎⭐︎⭐︎
オススメ度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
今日はニュージーランド品種を中心に6品種の食べ比べを紹介する事ができました。
これで63品種です。
あと少し、食べられれば更新します。
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今日紹介した品種も入ってます!
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販売もいよいよ最終盤です。甘味が強い時期になっています!ご購入はお早めに!