昨年の年末に叩き売りで1本500円で6品種購入したヘーゼルナッツの木です。

若い木なので、花も果実もまだまだ先の話かと思われますが、木自体がとても多くの魅力に溢れています。


では、早速書いていきましょう。

ヘーゼルナッツの魅力1

樹形や葉がカッコいい!

単幹の苗を買っても、ひこばえが生えてきて、株立ちになっていくようです。

大きい葉でボリュームがあり、パッと見存在感のある木です。

果実目当てではなく、シンボルツリーとして植えても良いレベルの木だと思います。

白い洋風の家によく合うイメージが浮かびますが、和風建築にも違和感なく使えるでしょう。

秋には黄葉が楽しめ、冬には落葉するので、夏だけ日避けが欲しい場所に植えるのもオススメです。

葉は若葉の内は品種によっては赤みがかったり、ライトグリーンが綺麗だったりと目立ちます。

硬化した葉は濃い緑になっていきます。

手のひらくらいの大きさで、ギザギザした形状の葉です。

やや集めで、裏側を中心に硬めの毛が生えているためか、毛虫などはほとんど付きません。

害虫が全くいないわけではないですが、無農薬栽培でも、虫食い葉がほぼありません。


樹形や葉がカッコいいだけでなく、幹も綺麗に模様が入ります。

蛇革財布のデザインとかにありそう?な模様が勝手に入っていきます。

遠くから見ても、近くから見ても楽しめるのがヘーゼルナッツという木です。


ヘーゼルナッツの魅力2

とにかく丈夫!

6品種を栽培していますが、弱ったり生育不良に陥ったりしている株はなく、どれも順調に成長しています。

肥料を与え、時々水を与えてはいますが、ほぼ放任栽培です。

水やりを数日忘れ、鉢土をカリカリにしてしまった事もありますが、それでも弱った様子はありませんでした。

普段栽培している果樹が乾燥に弱い事もありますが、

それを差し置いても、ヘーゼルナッツは乾燥に強いと感じます。

病気や、枯死につながる害虫も今のところは見受けられません。


ヘーゼルナッツの魅力3

蜜の香りが良い!


花が咲いていないのに蜜?と思われそうですが、新梢に蜜腺がある事を発見しました。

葉裏だけではなく、新梢にも毛が生えているのですが、新梢を触ると、ところどころベタベタしたところがあります。

一瞬、アブラムシやカイガラムシの甘露か?と思ったのですが、全く姿は見当たりません。

どの木も、毛のある新梢からは蜜が出ており、毛が無くなった古い枝からは出ていないのが気になり観察をしていると、蜜腺らしき部分を見つけました。


分岐の付け根に、唇のような穴があります。

その部分が特にベタベタ感が強いので、蜜を分泌する蜜腺だろうという見立てです。


葉から蜜を出す植物もありますが、大抵は受粉してくれる昆虫を呼ぶためか、アリなどを呼び害虫から身を守ってもらうためです。

少なくともアリが来ているのは見ないので、将来花が咲いた時のために今から投資しているのでしょうか?


さて、肝心の蜜の匂いですが、かなり嗅ぎ覚えのある匂いですが、何の匂いがは思い出せません。

男性のヘアケア商品にありそうな匂いです。

全然悪い匂いではなく、さっぱりとする感じです。

また、思い出したら、何の匂いに近いのか書きたいと思います。


そんな感じで、丈夫で、見た目も良く、香りまで楽しめるヘーゼルナッツの木の紹介でした。


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