趣味の栽培として昨年から始めた、ラズベリー、ブラックベリー類ですが、とても勢いが良いです。

1年に葉が3枚しか増えないような果樹を育ててきた身なので、ブルーベリーの成長も驚異的に感じますが、その数倍勢いを感じるのがラズベリー、ブラックベリーです。


ラズベリー1品種、ブラックベリー2品種、木苺1品種を栽培しています。


まずは、ラズベリーです。

ブログ初登場、品種はトゥラミーンです。

古い品種ですが、評判が良く、あまり出回っていない事から栽培してみる事にしました。

界隈では有名な?果樹ブログを書かれている方から昨年夏に購入しました。



葉がたくさん出ていますが、落葉樹なので、全てここ20日くらいで伸びたものです。


株元からはまるで山菜のようなサッカー(地下茎から生える茎)が生えてきています。



ラズベリーの性質で、ブルーベリーと大きく違うのは、茎の寿命が2年しかない事です。

1年目はひたすら成長し、2年目に果実がなり、冬になると枯れるサイクルです。

根と地下茎が本体で、地上部は使い捨てです。


2年目の茎が有れば収穫自体はできるのですが、1年目の茎が無いと冬に株自体が消滅してしまうので、これだけボコボコと出てきてくれるのはありがたいです。

ちなみに1年目の茎をプリモケーン、2年目の茎をフロリケーンと呼ぶそうですが、なかなか覚えられません。


次にブラックベリーです。ブラックベリーもラズベリーと同じく2年目の冬に茎が枯れてしまいます。

しかし、栽培している品種は共に二季なりなので、昨年伸びた枝で初夏に収穫、更に今年伸びた枝で秋に収穫と2回収穫できます。


品種はプライムアーク45です。


葉がイチゴそっくりですね。

45はまだプリモケーンは出ていません。


そして、プライムアークフリーダムです。

まっすぐ立った棒が2年目の茎(フロリケーン)です。



こちらはプリモケーンが出てきていますね!

(覚えたての言葉はガンガン使っていくスタイルです)。


最後に、敷地内に少しだけ生えていた物を抜いて、鉢に植えたフユイチゴです。

野生の木苺で、冬に実る果実は5mm前後とかなり小さいですが、味はとても美味しいです。



収穫後一気に枯れていってしまったので、果実を付けている時期に採取して鉢に植え替えたダメージで枯らしてしまったと思っていました。


しかし、プリモケーンが生えてきていました。



これも、サイクルはラズベリーやブラックベリーと同じなのですね。
収穫を終えた直後から株が枯れていったので、諦めていましたが、そのような生き物と覚えておかないといけませんね。

ん?フユイチゴはフロリケーンが無いですね。
という事は今年の冬の収穫は0になりそうです。来年に向けて株を育てていきます。