世界規模でのコロナの感染はとどまるところを知りません。イベント自粛、外出自粛、景気の冷え込み、オリンピック、、、、

AIUの来年度春セメの授業はすべてオンラインで行われることが発表されてからどうやるのかちょっと気になってはいたんですが、メールのQ&AによればATOMSとAIMSでどうにか対応してリアルタイムとオンデマンドのミックスで処理するとのことでした。うまくいくんですかねこれ。不具合が続出して中断みたいなことにはならないでほしいと切に願います。

年度末です。みんなバタついてしまうしイライラカリカリすることも多くなりがちです。「なんでオリンピック延期にしないんだ!」「なんでトイレットペーパーとマスクの在庫をもっと確保しないんだ!」「AIUの授業をオンラインでやったらさらに質が悪くなるだろ!」などといろんなことに八つ当たりしてみます。事務局の対応は毎度毎度って感じですね。ただ今回はかなり大変そうではありますができるだけ早く情報を学生に流そうという姿勢が見えます。がんばれA棟1階。


ひとは歳をとります。しかし時間は相対的です。(History of Scienceとった人はわかるかな)おそらくいまこうしてL'Arc〜en〜Cielのアルバム『DUNE』(1993年)を聴きながらブログの記事をだらだらしたためている時間と来たるオンライン授業を受けている私の感じる時間は同じでしょうか?また同じ状況に置かれた異なる年齢層の二人は同じ時間を共有しているはずです。それを長いと感じるか短いと感じるか...?

自分が1つ歳を重ねれば同じように他の人老いていきます。老いは恐ろしいものだと最近になって強く思います。自分自身が老いたとは思っていませんが、数年前まで「あの人は歳とって考えがかなり固まっちゃってる」といっていた人がかなり自分の考えに固執するようになりました。おそらく本人はそれに気付いていないのでしょう。いまだに「あの人変わっちゃった」って言ってますし。なんというか、明日は我が身です。


顔は内面の鏡なんていいますね。自分を見る鏡であるとともに、外から見れば他人にも確認される「鏡」の像であるということです。「一度冷静になって現在の状況を把握することでこの先の出来事の優先順位をつけていくこと」これができていない人が買い占め、風評、嘘の吹聴と社会の混乱に拍車をかけている構図がよく見えます。

じゃあ今回の件の批判の対象は誰なんでしょう?安倍総理ひとり?安倍政権全体?厚生労働省?運輸安全委員会?中国政府?くまのプーさん?

そこかしこに誰かを叩くことで精神的な安寧を得ている人が多くいるようです。その中においては正のエネルギーに見えますが全体を見ると負のエネルギーの方が大きく思えます。最大多数の最大幸福が実現されていませんね。ベンサムもびっくりでしょう。

いろんな視点からものを見る癖をつけたいよねっていうお話でした。おやすみなさい。