今日は、自分の事を少し話します。
私は、平成12年5月1日にこの住宅業界の営業に転職しました。
今からもう7年前になります。
前職は、地元の信用組合(銀行)に勤めていましたが、思い切って転職を決意しました。
妻は当時、今の長女を身ごもっていていたこともあり、転職には大反対でした。
また、両親、親戚、当時の会社の上司はこぞって反対しました。
会社でいう社長にあたる信用組合の理事長にも説得をされ続けたものの、周囲の反対を押し切って決断しました。
当時手前味噌になりますが、営業の成績は、悪かったかというと、一応出世街道まっしぐらでした。
2年10ヶ月で係長に昇進し、その記録は、当時で最短でした。
給料も何かも悪くなるのをあえて承知で飛び込みました。
何故そこまでして入ったかというと、世の中に爪を立てたかったのかも知れません。
銀行の将来像も見えていたのもあり、変わった人生を歩みたかったのかもしれません。
また裏を返せば、それなりの自信があったのかもしれません。
ただ、以前もブログで書いたようにこの住宅業界では、1棟も2ヶ月間契約が取れませんでした。
よくいう「0棟社員です」
知識はありませんでしたが、「人間を売れば絶対契約は取れる」という自分の根底もぐらつき始めました。
そして、「何が足りないんだろう」と毎日悩んでいました。
ある日、友人に相談した所、「nhankoking0523は、何かが足りないんじゃなくて、何かが多いんじゃないの?」
と言われて、ハッとしました。
自分は契約を取ろう、取ろうとするから、相手は逃げていくのだ。
まずは、「与える」という気持ちが何より大切なこと。
そして、またお客様をより丁寧に扱おう、扱おうとしていた事で、逆にお客様から「売りたいから親切にしてくれるんだ」という風に受け止められていたことに気付いたものです。
例えば、ふだん「さようでございますか~」とかいう表現を本当に親しい人に使わないですよね(*^.^*)
それよりも「にこにこ、ずうずうしく、言いたい事を言おう」
そして、お客様へそれを話した時に、「どんな反応をするかを楽しもう」というゲーム感覚のようなものを知った時から、
契約がどんどん取れるようになりました
よく契約前と契約後の対応の仕方が変わった、なんて言うけど、本来は、契約後こそ大事にしていくべきなんでしょうね。
「ゼロ」なモノは、いくら失敗しても「ゼロ」です。
失敗は、成功のビタミン剤ですから