「あの人には話が通じない」こんな経験ありますよね。私もたくさんありました。そしてその事は、きっと相手も同じように思っているはずです。「鏡の法則」といいますが、相手は自分を映す鏡のようなものなんです。その原因ってどこから来るのかと言うと、価値観の相違からくるものなんです。価値観とは、自分の考える物差しの事で、人は何かをする時に、一生懸命考えて決断したようでも、自分の価値観の中で全て決めています。価値観が違うと、全く同じものを見たり聞いたりしても『見たものや聞いたもの』が全て違って見えたり、聞こえたりしてしまいます。もう何を言ったかではなくて誰が言ったかになってしまってるんです。そうならないためにも、話す側(特に上司、リーダー)の言行一致と一貫性が大事になってきます。言い換えれば、あの人がいうのだから「正しいかどうかは別として信じてやってみよう」となります。物事ではなく、人に「信」があるかです。信念をどれだけ周囲の人に理解してもらえるかともいえるでしょう。自分が信じるから、相手も信じてくれる。自分が本気だから、相手も本気にきっとなってくれます。