今日は、仕事で千葉県成田市に行ってきました。私の夢である住宅コンサルタントのかけ出しのような仕事を今させて頂いている機会を頂いています。そんな電車の中の帰り道に、本を読んでいて、よくは気がつかなかったのですが、隣に5歳~6歳ぐらいの男の子が座ってました。ふと振り返って見ると、近くのお母さんに手を使って何か合図を送っていました。そう、障害者のお子さんでした。私は、お母さんが近くにいた方が良いだろうと思い、「お席をどうぞ」と声をかけました。そしたら「次の駅で降りるから、大丈夫です」と笑顔で答えてくれました。そして、次の駅で降りる時にありがとうございました」と声をかけて下さりました。私もすぐ「こちらこそありがとうございました」といいました。その瞬間に胸がすごく熱くなりました。どんな事情があってお子さんがそうなったかは分かりません。おそらく、想像を絶する以上につらい想いをしてきたことだろうと思います。何かの本で読んだことがありますが、『障害を持って生まれてくるお子さんは、普通の子よりも、そういったハンディも乗り越えていく強い心を持っているから、この世に生を受けたんだよ』と教えて頂いた事があります。そして、たくさんの苦しみを乗り越えてきたお母さんだからこそ、その分だけ人に優しく、思いやり」を持って人に接する事が出来るんではないでしょうか?私は他人の心の痛みを理解できる人間を目指していきたいです。そして、今日のこの親子の方へ、『幸せにして下さってありがとう』と改めて言いたいです。「ありがとうは何かをして頂いた時ではなく、こちらがしてあげた時、させて頂いた時にも使えるものだ、と改めて思いました。