義両親と義兄、そして土地勘のない義両親の車役として旦那の従姉妹が一緒に病院へかけつけ手術の終わりを待つ
4時間ほどして手術は終わったけど、先生の説明は変わりなく
今後、言語障害と半身麻痺が残るだろう
義両親と義兄は、旦那の事を心配していたけど、私がその時考えていること、知りたい事はただ一つ
「旦那はどこで倒れて搬送されてきたのか」
主治医や看護師さん、受付の人、ソーシャルワーカーさん、関わる人全員に聞いても
「我々もそこまではっきり分からなくて、、、救急隊員に聞かないと」と答える
いやいやいや
そんなわけないやん
ちょっといらつき気味に
通り過ぎる看護師さんを捕まえて聞く
「確認しますね」
しばらくして主治医の先生と1人のベテラン看護師さんが一緒に私たちのところに来て
「本当はもう少しご主人の容態が安定してからお話するつもりだったんですが、、、どういう関係なのかは分かりませんが、ご主人は女性のお宅で倒れられていて、その女性のお宅から救急搬送されてきました。どういう関係かは分かりませんよ、分かりませんが、、、その女性も一緒に救急車に乗ってこられ、一緒に居たいと仰いましたが、ご家族ではないのでお帰り頂きました。住所まではここでは分からないので救急要請のあった救急センターに聞いてもらったら、もしかしたら分かるかもしれません。」
私は先生に申し訳ないと思いました
こんなこと、先生も言いたくなかっただろうし、いつ伝えればいいか考えるのも面倒くさかったと思う
淡々と話して先生は「よろしいですか?失礼します」と戻っていった