贅沢な街路樹跡

 

函館の西部地区では、近年、街路樹がめっきり減っている、

というか減らされているようだ。

生い茂る葉っぱがドライバーの視界を遮り、散ったら散ったでゴミになる。

維持するのにコストがかかるというのもあるだろう。

 

物わかり良く諦めの境地に入っているが、

今日、市電の函館どつく前で下りた家路、

市電通りの歩道の街路樹跡に目が奪われた。

 


百花繚乱とまではいかないにしても、

猫の額ほどのスペースに、

こんなにしてもらっていいのかね、

と思えるほどの野草の豪華詰め合わせ。

 

自然の巧まざる逞しさと美しさ。