てきた俺としては、この酒場とは別の意味で騒がしい、仕事に関わる真面目な会話ばかりが飛び交うこの雰囲気に、どこか違和感を覚える。
俺がランク3になる頃にはこの空気にも慣れるのだろうか、なんて、タヌキの皮算用的な考えは意味の無いものかな。
まずは、早くランク3に上がることを考えるべきだ。
「それで、クロノさんはあのキレイな受付嬢にそそのかされて、次の依頼も大量に受けてしまったと、そういうことですね?」
「お、おい、そういう人聞きの悪いことは言わないでくれよ」
フィオナのどこか冷たい視線を受けながら返答する。www.qwceoiu.com
「むー!」
なにやらリリィも不満気な視線を俺に向けているような気がするが、きっと気の所為に違い無い、だって幼女のリリィはどんな時も聞き分けのいい良い娘なのだから。
「ランクアップは早いに越したことは無いだろ、ランク2と言っても、クリアするだけならすぐだろ。
また100体も200体も討伐しなくていいんだから」
「100体討伐したのはクロノさんも同じじゃないですか?」
「いや、俺は87体だし」
やっぱり同じですよね、と珍しくフィオナからツッコミを受けてしまった。
いや、俺だって5体倒したらさっさと帰ろうかなと思ってたんだけどさ、そろそろ鉈が進化しそうな気がしたから、頑張って血を吸わせたんだよ。
そりゃもう魔弾も魔剣も無しで、さながら剣士クラスのように鉈一本でゴブリンの巣にかち込みかけたのさ。duvetica ダウン
結局、進化はしなかったけど。
「それで、いくつクエストがあるんですか?」
「全部で11だ」
期限は前回と違ってバラバラだが、早いものから順にまとめてこなしていけば、一ヶ月そこそこで終わるだろう。
商人の護衛など、クエスト期間の長いものは避けて受注した。
ダンジョンに入れば、後は実力次第の討伐系がほとんどだ、何日か潜っていれば10や20の討伐数などすぐに稼げる。
「なるほど、確かにこれくらいなら何とかなりそうですね」デュベティカ 店舗
クエストの概要が書かれた受注書の束をめくりながら、フィオナも同意してくれた。
「受付嬢の色香に惑わされたのでは無かったようで一安心です」
「どういう心配をしてるんだよ」
あまり小さい子のいる前でそういう発言は避けてくれませんかねフィオナさんや、お陰でリリィの視線が痛いような気がするんだ。
「まぁ、とりあえず今日はランク2に昇格したことを祝して、パーっと飲みにでも行くか」
と、ランク2の証たるブロンズプレートの新ギルド
