転院してからは、

週に2回ほど主治医による内診が行われていましたが

その度に

「子宮頸管は短いものの安定していますね(^^)」

と言われていました。


また、毎朝部屋に来ていただき

「精神的に辛くない?(^^)
   何か不安なことあれば
   相談してくださいね。」

と精神面でのフォローもしていただいてました。



「大丈夫です。」と言うものの

点滴の副作用と

血管からすぐに液がもれてしまい

その都度差し替えしていたのが

結構辛かったです。




妊娠中は体を冷やしてはいけないのですが、

点滴の副作用により動悸が激しく

大量に汗をかくため

室温は常に24.5度の強風で、

寝る時は冷却枕を借りていました。




よくドラマなんかで

切迫入院中の妊婦さんがベッドの背もたれを起こして

優雅に隣の人と話したり

本を読んだりというシーンを目にしますが





そんな事できません。




常に横になり

動悸と血管痛に耐えながらの生活です。



さらに、大量の汗をかくのに

シャワーを浴びることができないストレス。





ただ、最初の頃は

「早く退院したい!」と思っていましたが

転院してからは

とにかく赤ちゃんに

少しでも長くお腹にいて欲しいという気持ちが強くなり

毎朝お腹の赤ちゃんに向かって

「もう少しお腹にいてね。」と話しかけ

就寝時には

「今日も無事、お腹にいてくれてありがとう。」

と話しかけるようになりました。




そんなこんなで

MFICUには2週間しかいられないので

途中で一般病棟に引っ越しする事になりました。

個室か大部屋かを選択できたのですが

私は迷わず個室を希望しました。

週数がまだ浅いため

トイレなどの移動を減らし

とにかく安静にしたかったので。


個室だと

1日につき+10,000円、

しかも長期入院を予定していた為

主人は顔面蒼白になっていました。

正直私も

「個室で!!」と即答したものの

ヤバイな。と思っていました。

(結果、医療保険に複数加入していたので
    プラスになりました!)




念願の個室に入り、数日を過ごしました。

30週6日目、

この日も朝から主治医による内診が。

やはり

「子宮頸管は短いものの安定していますね(^^)」

とのこと。

しかし腹部エコーで

赤ちゃんの頭の大きさを測る時、

今までにないくらい下の位置で計測された為

思わず

「え?!ここに頭があるんですか?!?!
   これ、大丈夫なんですか?!」

と聞いてしまいました。

先生2人立会いでの内診でしたが

2人揃って

「大丈夫大丈夫(^^)」とのことで

ひと安心したのですが

部屋に戻って

なーんか変やなあ・・・と。




昼食の時間になったのですが

いつも完食できるのに

この日は半分しか食べることができませんでした。



15時頃、若干腹痛があり

「お、便秘解消か?晴れ

と思いトイレに行くも何も出ず(笑)

再び横になりボーっとしていたのですが

「あれ、そおいえば昼くらいから
   胎動ないよな・・・?」

と思い、慌ててナースコールしました。

すぐに診てもらったのですが、

赤ちゃんは元気なようで、安心。

少しお昼寝をして、

夕食の時間になりました。


この日は主人が会社の歓送迎会で

面会に来なかったので

1人での夕食タイムですが

何となく食欲がなくて

途中で食べるのをやめて横になりました




19時あたりから

何だか嫌なお腹の張りを感じるようになり

再びナースコールしました。

念のためNSTをしましょう、となり

計測すると

10分おきに嫌な張りがありました。

さらに体温を測ったところ

38度3分ガーン





・・・高い。

何で気付かなかったんや



そおいえば昨日も37度台後半だったけど

看護師さんに

「出産が近づいたら胸が張って
    脇で体温測ると高くなるのよ。
    腕で測りましょう!」

て言われて、結局腕で測ったなあ・・・

腕で測ったら微熱程度だったけど

大丈夫だったのか?チーン





すると急に担当していた若い看護師さんが焦り出し

「先生呼んでくるからね!」と出て行き


主治医登場。
(朝もいたのに、こんな時間まで大変ですね。)



主治医の他に中年の怖そうなおじさん先生と

手術部の人やその他数人が部屋に集まり

とりあえず診察しようとなり、

ベッドから立ち上がった瞬間、



ジャアァー・・・。




チーン



これって尿もれじゃないよな、

破水ってやつやなと思いながらも

パニクっていた為



「すみません、なんか出てきました。」



と棒立ちになる私。


「え?!今初めて出た?!」

と周りが慌ただしくなり

車椅子で運ばれてる最中も

ジャージャー出続け、

「まだ出てるんですけど。
   すみません、車椅子も床も汚して。」

と謝っていたのを覚えています。  




分娩台にて診察を開始しましたが

やはり破水とのこと。




主治医が横の怖そうなおじさん先生に

「転院された時はフィブロネクチン(数日の間に  陣痛が起こる可能性があるかを調べる検査)が陽性だったんですけど、その後2回検査したら陰性だったんですよ!何故でしょう?!」

と何やら訴えています。



陽性だったのか・・・初耳です。



その後何度もフィブロネクチンを

連呼されていましたが、

私からしたら

そんなの良いから、

陰性でも破水してしまったんだから

早くこちらのケアをしてちょうだいという気分なのです。







「お母さん、
    熱も高いので細菌に感染している
    可能性があります。
    このまま赤ちゃんをお腹に
    いさせると危険なので、
     今夜から明日にかけて
    出産する事になります。
    今から点滴をはずしますね。
    これでスムーズに陣痛が起こらなければ
    帝王切開になります。」

と手術部の方がおっしゃいましたが、

急な事で、本当に気が動転して

「すみません、
   なんか怖くてドキドキしてきて
    気分悪いです。」

と訴えるも、

無視されました。

あれ、私の声聞こえていますか?と思い

再度

「緊張して気分が悪いです!」

と訴えると

若くて可愛い看護師さんがスタスタ歩いてきて

私の目をじっと見つめながら

「大丈夫!」と言い放って

去っていかれました。




何故かその力強い「大丈夫!」に救われ

私は少し冷静になり、

主人と実家に連絡しました。

宴会中で絶対電話に出ないであろう主人は

奇跡的に携帯の着信に気づき、

すぐに駆けつけてくれました。

電話したときに

「ごめんって絶対に言ったらあかんで!」

て言われていたのに、

主人が病院に着いた時、私からの第一声は

「ごめん。」でした。





その後一旦分娩室から出て、

陣痛室で待機することになりました。