金魚
ブログネタ:夏になったら思い出すことは何? 参加中大学を卒業して勤め始めたころだから、ずいぶん昔のこと、会社に香具師の手伝い(実家の手伝いでした)をしている上司がいて、夏祭りの頃に頻繁に出かけていっていた。
たまに、休みの日など「おい、手伝いに来いよ。暇だろう」とか言って、駆り出されたりしていた。
ある年、「あまった。報酬だ、これをやる」といって持ってきたのは、なんと金魚。金魚すくいのあまり物だ。「いりません」といって、断るわけにもいかず、喜んで受け取った。
困った私は、会社にあった中庭の池に金魚を放したのだ。10匹くらいだったかな。
苦い顔をしていた上司も、このことはやがて忘れ、私も忘れてしまった。
そして、冬がすぎ春が来た。池の清掃をしにきたおじさんが「お、なんだ?金魚がいるぞ」と騒いでいた。
「あー、まだ生きてたんだー」とびっくり。
北海道では、池は当然氷るから、ほっとかれた金魚は、無事であるはずがなかったのだが、なんと!!生きていた。
その後、池が埋められることになり、私は、金魚を「生き埋め」にした罪悪感もあり、水槽を買って、会社の受付へ置いた。誰も何も言わなかった。のんきな会社だったのだ。
・・・その後の金魚は、誰からかちゃんと餌ももらいお父さんが転勤した後もすくすくと育ったとさ。今でもいると思うよ。
何故か、夏祭りの頃になると、ふと思い出す昔の出来事であった。