こんにちは。
6月も後半になりました。
気づけば、前回の続きをご紹介できていませんでした・・・。
なんだか、天気も梅雨入りしてからは気温がグッと下がったりでとても不安定でしたね。
昨日は30℃超えと一気に暑くなったりで、体調などは崩されていませんでしょうか?
季節の変わり目は、いろいろと不調になりがちですので無理せずに乗り切っていきましょう!!
さて、前回は指板塗装前までのご紹介でしたが、今回はその続きです。
指板塗装を終えて帰ってきた状態です。(※塗装業務は当店ではおこなっておりません。外注での作業になります)
ここからは通常のフレットすり合わせ作業です。
写真のようにフレット上にマッキーで目印を書きます。
すり合わせをして、マッキーの黒いラインの表面が全部のフレットで削れれば、高さのバラつきがないかの目安になります。
フレットをしっかりと打ち込みができていれば、フレットをあまり削ることなく真っすぐに整える事ができます。
フレットすり合わせ後は、バフで磨いてピカピカに仕上げます。
今回のようにフレット交換の場合は、最後にナット交換をしてセットアップをする流れになります。
フレット交換前はここまで削れていたので、新しいフレットになり演奏性も格段に良くなります。
どうしても長く使うと消耗してきてしまうところなので、いつかは必要になる修理でもあります。
特に中古楽器を購入される際は、よくフレット何分と記載されていますが、あくまでもそのお店の店員さんの目安なので、実際に確認する事をお勧めします。
逆に言えば、フレットやナット、電気パーツなどが消耗しているものも多いので、ざっくりとリペア代を足した金額でお買い物を考えるといいかもしれません・・・。
6月も残り僅か。
夏ももうすぐそこ!!
定休日明けも頑張ります!