こんばんは。

4月も残り僅か。

このままブログ更新がないと、このブログを地味に楽しみにしている方に「タダは最近変わっちまったよな」と言われてしまいそう・・・笑

 

ですが、月末に更新が多いこのブログ。

タダは元気ですよ~!!

おかげさまで今月も忙しくさせて頂いております。

現在は少し混みあっている為、通常より納期の時間を頂いております。

ご理解の程よろしくお願い致します。

 

さて、今回は修理品のご紹介です。

 

フレットすり合わせでお預かりしたJAZZBASSタイプのベースです。

指板にマスキングテープを貼り、いざフレットすり合わせ作業へ!の前に、、、

 

トラスロッドを回してできるだけ真っすぐのネック状態にします。

ベースの場合は特にそうですが、、弦を張っている時と弦を緩めている時にネックの反りが大きく変わります。

弦を張ってある状態だと、弦の引っ張る力があるのでネックが順反り方向に引っ張られます。

 

なので、弦を張ってある状態でネックが真っすぐという事は、弦を緩めると逆反りのネック状態となるわけです。

ネックのコンディションにより、弦を緩めた状態でネックが真っすぐの状態が作れない場合は、ネックヒーターで矯正をしてからフレットすり合わせをする事もあります。

フレットすり合わせ後、フレットを磨くとピカピカのフレットが姿を現します。

ピカピカのフレットは見た目だけではなく、演奏上でもメリットがあります。

チョーキングやビブラートをする際は、フレット上でのひっかかり感が少なくスムーズにできます。

最後に各部調整して作業完了です。

 

こちらはピックガード製作でお預かりしたスクワイヤーのJAZZBASSです。

こちらのベースはJAZZBASSですが、コントロールパネル部分もピックガードで一体型になっています。

プレシジョンベースなどの形状と一緒ですね。

この形状であるあるなのが、ジャック部の破損です。

シールドを挿している時に、衝撃が加わるとだいたいピックガードもろとも割れてしまう場合があります。

今回は、お客様とお話しをしながら通常のJAZZBASSスタイルへ戻すことになりました。

ピックガード材は艶消しブラックの1プライ材で製作いたしました。

コントロールパネルも通常のJAZZBASSのプレートを取り付けたので、お馴染みのスタイルですね♪

今度は金属のプレートなので、シールドを挿して同部分ぶつけてしまった場合はシールドプラグが折れてしまうと思います・・・。

なるべく事故はないように・・・。

 

 

現在タダは、フレットワークとザグリ加工などの作業予定が続いております。

ひとつずつ愛を込めて進めていますので、引き続きよろしくお願い致します!!

明日も頑張ります!!