こんにちは。

台風18号が今度の三連休に日本列島を縦断する進路予報ですね。

しかも、かなり大型の台風。

今回の台風でも被害が予想されていますので、大雨で地盤が緩んでいる土地や、川の増水が心配される場所では注意が必要ですね。

もちろん、東京でもそうです。

地下に大量の雨水が流れ込むことや、高架下の坂には水がたまるので、車の運転ではそのような場所を走らないようにしましょう・・・。

 

さて、今回は修理品のご紹介です。

ピックアップ交換について書いていきたいと思います。

 

こちらはピックアップ交換でお預かりした、Fender Telecasterです。

今回はリアピックアップの交換でご依頼を頂きました。

交換するピックアップは、SeymourDuncan STL-2です。

STL-1よりもパワーがあり、中低域も持ち上がっているので、とても使いやすいピックアップです。

近年は、ヴィンテージよりのピックアップが人気がありますが、このモデルのように程よいパワー感のあるピックアップもおすすめです。

最後に、フロントピックアップとの音量バランスを整えて作業は完了です。

 

こちらもピックアップ交換でお預かりした、Gibson ES-135です。

交換するピックアップは、LOLLARのピックアップです。

セミアコ・フルアコ等の箱もの楽器は、配線をするのにアッセンブリーを一度取り外さないといけません。

今回のように、ボリュームポットがシールディングされたものもあり、更に作業工程も増えます。

ピックアップ交換作業自体より、配線をする為に取り外し、もう一度組み込む作業の手間が多い作業です。

最後に、ピックアップの高さ調整をして作業完了です。

 

リプレイスメントピックアップは同じモデルで、フロント用・リア用のものがだいたいは存在します。

同じモデルのピックアップを取り付ける場合は、パワーバランスが考えられているので、ピックアップの音量バランスもとりやすいです。

 

ですが、今回のように片方だけピックアップを交換する場合は、新しく取り付けるピックアップ次第で、セッティングが大きく変わります。

通常、音量バランスをとる際は、パワー(音量)が弱いピックアップを基準にして、パワーの強いピックアップの高さを下げてバランスをとる方法でセッティングします。

そちらの方が、それぞれの音量バランスを合わせやすいです。

極端に、ハイパワーのピックアップと、極端にパワーの弱いピックアップの組み合わせでは、音量バランスをとるのに少なからずどちらかにバランスは偏ってしまいます。

 

ミックスサウンドを使わないのであれば、あまり関係のない話なんですけどね・・・。