こんにちは。

前回はジャックの事について書いてみましたが、どうだったでしょうか?
解りにくい表現などもあるとはございますがご了承ください、、、

で、今回はパーツのあれこれ。で「ポット」について書いてみたいと思います。
ポットと呼ばれていますが、正式名称は「ポテンショ・メーター」。
普段、私たちはポットと呼ぶことが殆どですが、英語の名前での短縮形で呼んでる事になりますね。
マイケルさんを、マイク、マイキーと呼んでいるような感じでしょうか。


そんなポット。もはや説明不要のパーツと言われてしまえば終わりなのですが(笑)、紹介していきたいと思います。

まずはどんなポットがあるのか見ていきましょう。

こちらは国産ポットになります。

写真の左右どちらも国産ポットです。
ですが、同じ国産ポットでもちょっとだけ仕様が違います。

大きい方の国産ポットの径は24ミリ。

小さい方の国産ポットの径は16ミリ。(写真では16.2と写ってますが、、)

ポットの径の違いの他、取り付ける際に必要なナット・ワッシャーの大きさも違います。
径が24ミリの国産ポットには、8ミリのナット・ワッシャー、
径が16ミリの国産ポットには、7ミリのナット・ワッシャーが使用されます。

国産ポットの大まかな特徴は、「トルクが軽い」と言うのがわかりやすい特徴かもしれません。
もちろん個体差がありますので、「トルクが重い」ものもあります。
ボリュームなどスーっと可変したい方は国産ポットが扱いやすいかもしれません。


こちらがCTSポットです。
もはや定番中の定番のCTS。前回の「ジャック」で言うとこのSwitchcraftにあたりますね。
こちらはインチ規格品なので、上記の国産ポットとも色々と違います。

国産ポットでは、ナット・ワッシャーが7ミリ、8ミリのものが使われますが、
CTSはインチ規格なので、ミリで言うと9.3ミリになります。
ちなみに、Switchcraftのジャックのナットも同サイズなので使えます♪

こちらの写真のように、同じCTSでも見た目が違うものもあります。
左側が、よく「ヘソあり」とも呼ばれたりしますがヴィンテージスタイルのCTSポット。
右側が、「ヘソなし」とも呼ばれたりするCTSポット。

国産ポットの特徴が「トルクが軽い」と書かせて頂きましたが、CTSポットはどちらかと言えば「トルクが重い」「ズッシリ?ドッシリ?」という印象があります。
その点が、頑丈・安心感などを感じられるポイントかもしれませんね。

国産ポットが7~8ミリのナット・ワッシャーを使用し、CTSポットは9.3ミリのナット・ワッシャーを使用する。という事は、、、
もうご存知の方が多いと思いますが、ポットを取り付ける際に注意点があります。
国産ポットとCTSポットの軸の径が違うという事は、楽器本体やプレートにあいているポット穴の径も違う事になります。

国産ポット→CTSポットへ交換する場合、取り付ける際に穴を広げてあげる加工が必要になります。
※国産のギター・ベースのポットをCTSへ交換する際など

CTSポット→国産ポットへ交換する場合、さっきとは逆で本体のポット穴が大きいので取り付けるとどうしても不安定になってしまいます、、
その際の解決方法としてコンバージョンワッシャーを使う事で解決できます。




ラムトリックカンパニーさんより販売されている、Sonicポット・アダプターリング。
サイズも3種類出ています。

今回は国産ポットとCTSポットについて書いてみました。
次回はポットの種類の事でも書いてみようと思います♪

NGW1周年記念モデファイギターを展示販売中です。1台限定なので早い者勝ちです!
○KTS チタンサドルも入荷しました! PR01 PR02 PR06が入荷しておりますので、気になる方はお早めに!
○BADASSⅡブリッジも残り3つ。クローム×2、ニッケル×1こちらもお早目に!!!