NAKED GUITAR WORKS リペア担当の小園です。


●ピックアップ配線(四)です。

前前回の続きです。
実際に配線を考えましょう。

●シリーズ/パラレルの実態配線

まず、ハムバッカーの位相を調べます。
アナログテスターを使うと便利です。

シリーズ/パラレルの切り替えなので、ミニSWの6ピン ON-ONを使います。

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ミニSWのピンを①~⑥に振り分けます。
ミニSWは①~③側と④~⑥側が独立した回路で、レバーを倒すと同時に切り替わります。
①側に倒すと、①と②、④と⑤が接触
⑥側に倒すと、②と③、⑤と⑥が接触します。

今回は、①側がシリーズ、⑥側がパラレルになるように配線を考えます。

PU1のプラスは出力として⑤に配線、そのままHOTでSW、ポットに配線。
PU1のマイナスは②へ、PU2のプラスを①へ配線。
①と⑥をリンク。
PU2のマイナスはアースへ配線。

★①側に倒した時、⑤がHOT、①と②が接触するので、シリーズです。

★⑥側に倒した時、⑤がHOT、①と⑥がリンクしているのでPU2のプラスと⑤に配線しているPU1のプラスが接触。
②と③が接触するので、PU1のマイナスと③がアースになります。
PU1のプラス、PU2のプラスがHOT、PU1のマイナス、PU2のマイナスがアースになるので、パラレルです。


●フェイズの実態配線

フェイズSWはピックアップの位相入れ替えのSWです。

フェイズの切り替えはミニSWの6ピン ON-ONを使います。

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ミニSWのピンを①~⑥に振り分けます。
ミニSWは①~③側と④~⑥側が独立した回路で、レバーを倒すと同時に切り替わります。
①側に倒すと、①と②、④と⑤が接触
⑥側に倒すと、②と③、⑤と⑥が接触します。

⑥側に配線すると正位相、①側に配線すると逆位相になるように配線を考えます。

⑤はHOTなので、SW、ポットに配線。
①と⑥をリンク、③と④をリンクします。
②はアースに配線。
PUのプラスを①、PUのマイナスを③に配線。

★⑥側に倒した時、PUプラスと⑤が接触、PUマイナスと②が接触するので正位相

★①側に倒した時、PUプラスと②が接触、PUマイナスと⑤が接触するので逆位相

ピックアップ1個では音が変わらないので、ハムバッカーPUや、2シングルPUのギターでの切り替えで効果があります。



●小園プライベート車のタイヤをスタッドレスに交換しました。

先日の雪の時は、スタッドレスじゃなかったので、外に出ない!

正解!

まあ、間に合わなかったですが、来週からのスキーライフに向けての準備って事で…

毎回、自分でやっていますが、結構簡単です。

↓これが
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↓こうなって
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↓こう
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ジャッキと十字レンチ、軍手があれば、あら簡単!
一時間で出来ました。



次回予告、浅草パワープラース!浅草パワーマイナース!



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