秋深まる11月だ

金曜日、前々から辞めるような話をチラ聞きしていた素敵姉さんが

彼女に似合う暖かいオレンジ色の正装をして最後の挨拶に来ていた

「最後」はやっぱり好きではないから

彼女の存在に気付かないフリをしようとした

でも

近寄って来る気配

心の準備をしてすぐに呼び掛けられた

振り替える

可愛い~似合う~

姉さんが私の髪を撫でる

すごく似合ってるよ~

いつものように

簡潔で爽やか面白い空気を感じる二三言のやり取りをして

いつものように

元の持ち場に戻る

うんうんこれでいいんだ

この季節は余計に切なくなるから

これがいい




ngopi☆yuk