全国でも珍しい、厚生省認可のケシ研究栽培施設が、午前0930~1000の間、参加人員70名、
一般には栽培禁止のケシが、一般公開となったので、見学会に参加してきました。
ケシは、阿片として麻薬やモルヒネなどの薬物で、家庭での栽培が法律で固く禁じられており
この施設では、厚生省の認可を受け、二重の鉄格子に覆われた、厳重な管理が実施されている。
この日は、事前説明で直接 花や葉には触れることや、土壌の持ち出しをも一切禁止されているが、
世界各国のケシの花を栽培、直接 花を至近距離で見ることや、写真撮影のできる絶好のチャンス
ケシ坊主には、上部のカッパのお皿のような蓋が反り、種子苞の間が開くと、中から4万個もの種がまき散らされる。
ここ研究施設では、実際にケシ坊主に縦に傷を付けて、阿片を採取して、試験検査、危険ドラッグや
取締りに向けた植物鑑別等の調査研究も行っている他、警察や薬科大学・薬剤師の講習施設にもなっている。