天南星(テンナンショウ) | ちょうさんの花のブログ

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主に関東地方で咲く山野草を掲載しています お花の好きな方は 是非お立ち寄りください

晩春に 山地や原野の湿った林の中で 花茎を直立させて開花する 「天南星(テンナンショウ)」


草丈が 40cm~80cmほどのに成長し 下部の仏炎苞が横に 耳のように大きく垂れ下がっている 「耳型 天南星(ミミガタ テンナンショウ)

花穂は 苞の中にまっすぐ立ち 花を包む苞は やや暗緑色をして花を咲かせる
 

                  「耳型 天南星」

花を包む苞が緑色をなして  茎の付け根部分の苞皮に 蛇に似た模様がある 「青 蝮草(あお まむしぐさ)」
 

 

                  「青 蝮 草」
同じ 天南星の仲間で 苞の先端に長い髭を持つ「浦島草(うらしまそう)」海亀を助けた 浦島太郎の釣り糸が垂れさがったように見え
釣り糸の長さは 20cm~30cmほどに伸びる  

 

                          「浦 島 草」

花の中央に 雪のように純白な 丸餅を乗せているように見える 「雪餅草」

 

                           「雪 餅 草」

どの 天南星も 果実は最初は白く  その後は緑色に変色し 秋に橙色から赤色に熟し トウモロコシに似た果実を付ける

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