晩春に 山地や原野の湿った林の中で 花茎を直立させて開花する 「天南星(テンナンショウ)」
草丈が 40cm~80cmほどのに成長し 下部の仏炎苞が横に 耳のように大きく垂れ下がっている 「耳型 天南星(ミミガタ テンナンショウ)
花穂は 苞の中にまっすぐ立ち 花を包む苞は やや暗緑色をして花を咲かせる
「耳型 天南星」
花を包む苞が緑色をなして 茎の付け根部分の苞皮に 蛇に似た模様がある 「青 蝮草(あお まむしぐさ)」
「青 蝮 草」
同じ 天南星の仲間で 苞の先端に長い髭を持つ「浦島草(うらしまそう)」海亀を助けた 浦島太郎の釣り糸が垂れさがったように見え
釣り糸の長さは 20cm~30cmほどに伸びる
「浦 島 草」
花の中央に 雪のように純白な 丸餅を乗せているように見える 「雪餅草」
「雪 餅 草」
どの 天南星も 果実は最初は白く その後は緑色に変色し 秋に橙色から赤色に熟し トウモロコシに似た果実を付ける