泌尿器科で非細菌性慢性前立腺炎/慢性骨盤内疼痛症候群と診断された20代男性が整骨院に | 長沼整骨院のすまいるブログ 一人でも多くの人を元気にしていきます  

長沼整骨院のすまいるブログ 一人でも多くの人を元気にしていきます  

千葉市稲毛区の長沼整骨院
一人でも多くの人を
笑顔にするブログ

・手足のしびれ
・頭痛・めまい
・メニエール病
・起立性調節性障害
・脳脊髄液減少症
・ME/CFS
・グロインペイン
・オスグット、シーバー
などでお悩みのかた お気軽にご相談ください。

 

 

 

泌尿器科で

非細菌性慢性前立腺炎/慢性骨盤内疼痛症候群

と診断された20代男性

症状としては、

足を組んでいると、

横向きで寝ていると

下腹部から鼠径部あたりが

痛くなってくることが

1年前から続いている

患者さんは

痛みの出ている場所から

泌尿器科に行くと

泌尿器の細菌による炎症を疑われ

検査するも細菌は出てこないので

「痛みが慢性化したのでしょう」

と非細菌性慢性前立腺炎と

診断されたようです

ただ考えなければいけないのは、

この辺りに痛みを出す原因は

他にもあるということ

今回の件だけで言うと

左の大腰筋、腸骨筋が

ガチガチになっていて、

恥骨付近の腹直筋と

骨盤底筋の境目辺りも

ガチガチに硬くなっていて、

そこを緩めると

足を組んだ時の痛みは取れ、

さらに左の半腱様筋、半膜様筋が

ガチガチだったので

これも緩めると

横になった時の痛みは取れました

他にも体全体をチェックして

問題のある所を緩めました

患者さんは何度も

「来て良かった」

と言ってくださいました

ついつい痛みがあると

その場所の器官に

問題があると考えがちですが

そうでないことも

筋肉や筋膜が硬くなり

それ自体が痛みを出す事もあれば、

その硬さが神経を絞扼し

神経の末端に痛みが出る事がよくあります
いわゆる『神経痛』

鼠径部周辺の痛みはそれが多いように思います

今回の例は

1つのパターンに過ぎず

色々なパターンがあります

グロインペイン(鼠径部痛)を知っていますか?


私の所にはスポーツが原因のグロインペイン(鼠径部痛)

の患者さんが多く来院しますので

その事をブログなどに載せていると

非細菌性慢性前立腺炎/慢性骨盤内疼痛症候群と

診断され痛みが取れない患者さんが

自分で調べて来院し

グロインペインの時と同じように対処すると

以外と痛みが取れるんですね

以前、グロインペイン+睾丸痛がある

男性の患者さんも

同じような考えで

痛みが取れたケースがあり、

この睾丸痛も

病院では「異常はない」となり

結果、神経絞扼症状からくる

神経痛だった可能性が

高いと思われます

グロインペイン、

私の所では数回で

痛みが取れるケースがほとんどですが、

私達の業界でも

施術が難しいと言われています


骨盤周りの解剖学を

どれだけ理解しているかと

体全体をチェックすることですね

もちろん始めに

泌尿器科や整形外科に行く事が

絶対大事なんですけど、

でもそこで解決せず痛みが続く場合は

第3の選択肢もあると思っていただけると

いいかもしれません

 

長沼整骨院

 

千葉県千葉市稲毛区長沼町288-97