いつかパラソルの下で (角川文庫 も 16-5)/森 絵都
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この本を読んで3ページ目に気付きました。


「あ、私、この本読んだことある」


確かに、なんとなく見覚えがある気がする・・・・。・・・が、内容が全く思い出せない・・・・・。おかげで新鮮な気持ちで再読することができました←


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病的なほど厳格だった父親が突然の事故でこの世を去った。

父親から全てを「管理」されて育った私は20歳の時に家を飛び出して気楽なフリーター生活をしていて、家には寄り付かなかった。


そんな中で聞いた父親の死。

そして明らかになった父親の秘密。


どうやら父親は家庭の外で女性と性的関係を持っていたらしい。あれだけ私の異性との付き合いを制限して、自分にも他人にも厳しすぎるほど厳しかったのに・・・。

信じられないと思いながらもどうやらそれが真実らしい・・・。


私とお兄ちゃん、そして妹はそれぞれ父への思いを抱えながら父のルーツを探ることにした。


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読んでるうちに、この本をいつ読んだのかを思い出しました。

多分まだ実家に居た頃で、この本の前に「DAIV!」を読んでたんです。この「DAIV!」がとっても面白く、森さんをもっと読んでみようと思って次に手に取ったのがこの本でした。


そしてその作風の違いにびっくり。

これは当時の私が読んでもよくわからなかっただろうな・・・。

だから印象が薄かったんだと思います。


この本は25歳を過ぎてから読む本ですね、なんとなく。


当時はあんまり共感できなかった「わたし」にとても共感してしまいました。

特に「わたし」の境遇なんて今の私にもほとんど当てはまるし。


なんか「普通の」人生って何だろう??って考えちゃいました。

いや、この本のテーマはそんなんじゃなくて、「幼少期のトラウマ」とか、「生きるってめんどくさいし泥臭いけど、今日の空はとても青くて、ビールもとても美味しい」(抽象的な表現だな・・・)生きるってそんなことかもよ。

って話だと思うんですが・・・・。


そのうちブログに書こうと思いますが、生きていく上で大事にしたいことの優先順位って人それぞれあって、私は多分一般的な優先順位とちょっと違うんです。

そこがつくづく「合わない」んだなぁ・・・って感じることがあって・・・・。


その昔、新宿の母に

「あなたはサラリーマンと結婚してもうまくいかない」

って言われたことを思い出しました。


話がそれましたね。


なんかちょっと「大人」を感じる本でした。

周りが結婚とか出産とか人生の節目にさしかかってて、そういうことを考える機会が多くなった時に読むと(今の私だな)「ほほぅ」って思うかもしれません。


読む年齢としては25~35までの人推奨だな~。なんとなく。


★★★☆☆