今朝はコミュニティFMの出演でした。

『立春』ということもあり、まずは『二十四節季』のお話を。

二十四節季は春分の日の太陽の位置を起点に、15度ずつ区切ったもので、立春は太陽黄経315度の日。

330度に達すると『雨水』。345度は『啓蟄』。そして360度=太陽黄経0度で春分の日に戻ります。


今日の話のメインは、今が旬の冬の星座。
冬の星座には1等星が多くあり、21個ある1等星のうち8個が冬の星座に属しています。

《オリオン座》ベテルギウス  リゲル
《おおいぬ座》シリウス
《こいぬ座》 プロキオン
《ふたご座》 ポルックス
《ぎょしゃ座》カペラ
《おうし座》 アルデバラン

これらは、冬の大六角、冬の大三角をつくります。

そして、
《りゅうこつ座》カノープス

北緯35度の地域では、南中時の最大高度は約3度。
水平線・地平線ギリギリの所にしか見えず、空の透明度に左右されます。

3月になると花粉や黄砂の影響で星空も見えにくくなります。

いちばん寒い時期ですが、今が星空の綺麗な季節です。

来月の放送は、3月9日に起こる部分日食の楽しみかたをお話しします。