最近、大谷選手、山本投手が移籍したMLBのドジャーズのキャンプ地としてアリゾナがテレビでもよく紹介されています。レポーターの話を聞いていると乾燥していてボールが飛びやすいとか暖かいとか言っていますが、私がフェニックスに滞在していた時は雨が結構降って寒かったです。
私が帰国した頃にキャンプが始まったようですが、私が滞在していた時はたまたま雨が多かったのでしょうかね。でもアリゾナのイメージはやはり砂漠とサボテンです。
私の目的はNBA観戦ですが、昼間は観光する時間もあるのでフェニックスで行った観光地などを紹介します。
主な観光施設はダウンタウンエリアにあるのでValley Metroを使えばだいたい回れます。
砂漠植物園とフェニックス動物園は少し郊外にありValley Metroのバスで行く必要がありますが、同じ乗車券で乗れるので便利です。ただしバスに乗る時はチケットをスキャンする必要があります。
これらのバスと路面電車の駅は接続が考慮されていて、砂漠植物園行きのバスも時刻表では30分に1本くらいの運行になっています。しかし行く時はほぼ時間通りでしたが、帰りのバスがなかなか来ず1時間近く待たされることになりました。この場所はほとんどの人は車で来ており、バスで行く人はほとんどいないようなのでいい加減な運行になっているようにも思えました。
まあ、こうしたトラブルもたまにあることで旅の醍醐味かと考えています。
トラベルはトラブル!
■砂漠植物園
フェニックスではこの砂漠植物園がお勧めだと思います。露出した岩山とサボテンの風景は他ではなかなか見られないように思います。西部劇でアメリカ・インディアンが登場するような風景です。
砂漠植物園(DESERT BOTANICAL GARDEN) 入場料 $29.95
所々に先住民を思わせるようなオブジェがあります。
こうした風景が続きますが、サボテンも大小、種類、様々なものがあります。
園内には所々に高齢のボランティアの説明員がいていろいろ説明してくれます。これも雇用対策の一環か。
私も英会話の練習も兼ねて話をしてみましたが、ていねいに話てくれるので聞き取りやすかったです。
■フェニックス動物園
このフェニックス動物園は場所的には砂漠植物園に隣接するところにあります。ただしそれぞれの入り口間は車で5分ほどかかります。
風景としては砂漠植物園と似た感じですが、広いエリアに放たれている動物を見るという感じです。
動物園入り口。 入場料 $39.95
やはり動物園の方が家族連れが多く人がたくさんいましたね。
ここはDesert Lives Trail というエリア。ほとんど放し飼いの感じ。
これらの風景もアリゾナだなと感じさせてくれる。
■アリゾナ・サイエンス・センター
各都市にはある科学博物館。いろいろな趣向が凝らされていておもしろい。
ここの入り口はメインストリートの反対側にあるので少しわかりづらい。入場料 $21.95
五感の働きを説明する展示。特に脳の働きを説明する展示が興味深い。
■ハード美術館
この美術館の特徴はネイティブアメリカンの芸術や歴史に関する作品が展示されていることです。
先住民の暮らしなどの展示だけでなく、強制移住、集団教育などによってアメリカナイズさせていくような歴史も展示されています。
アメリカにとっては負の歴史といえなくもないことが興味深いです。
趣のある入り口。 入場料 $22.5
先住民を思わせるオブジェがあります。
■ジャパニーズ・フレンドシップ・パーク
なぜかフェニックスダウンタウンの真ん中に日本庭園があります。
ガイドブックにもあり、おもしろそうなので行ってみました。
この入り口もメインストリートの反対側にあるので少しわかりずらいです。入場料 $10
すぐ隣には高層マンションが立っていてちょっと違和感のある空間です。
茶室があったり、池に鯉がいたりと日本庭園そのもので日本を感じるにはいい場所かもしれません。ただなぜフェニックスダウンタウンの真ん中に?という疑問はあります。日本の文化がめずらしいのでしょうか。