エコー検査がおわり、またすぐに診察室に呼ばれる。


先「漢方薬の副作用で間違いないだろうと思っていたのですが、膵臓のあたりに大きな塊があります」


わたし「は?膵臓?」


先「はい、10センチぐらいのものすごく大きな…

膵〇〇がん、膵〇〇がんの疑いがあります」


わたし「へ?」


先「周りに浸潤していた場合は手術もできません。とりあえず今から造影CTをとって、結果が出るまでの間に家に帰って入院の準備をして戻ってきてください」


わたし「えっと……膵臓じゃないってことも考えられますよね?」


先「私からはなんとも言えません、それを確定させるために造影CTを撮りましょう。ただ一つ言えるのは、膵臓でこの大きさになるまでなんの症状もなかったのは不思議です」


ということで、造影CTを撮って、主人に迎えにきてもらって入院の準備をするために一旦家に帰りました。  


家に帰り、なぜか3〜4日分の簡単な荷物を用意しながら、この家に帰ってくることはもうないんだろうか…と思いつつも体は元気だったので実感わかず…

ワンコを撫でくりまわし、そろそろ出ようかという時に病院から電話がかかってきた。      つづく