小4男子の「おえかき算数」
「3分ごとに2個ずつ」生む卵を
100個生むのには、何分かかるか?という問題。
卵を100個描き、
「3分」ずつ動く時計を50セット分描く。
よーく見ると、時計の針が少しずつ進んでるのです。
ものすごい忍耐です。
途中、先に終わった小2男子が騒ぎ始めても
ちらっと横目で見ただけで自分の思考に戻り、
考え続けていました。
そして、
10個で15分。
20個で30分。
40個で60分だと自分の絵から見出し、
100個生むのに「2時間半かかる」と割り出しました。
周りがどんな状況でも、
「自分の思考に戻って考え続ける」ことができる。
生きるために必要な「集中力」を見せてもらいました。
***
「忍耐」とか「集中力」って、どんなイメージでしょう?
嫌なことがあっても我慢して耐え抜く力、でしょうか?
「学年×10分間机に向かう」こと、でしょうか?
???
たぶん、人生な必要な力って
「我慢」とか「嫌なこと」とセットじゃないと思うんです。
だって、続かないもん。
本来、思考は快楽。
本当の忍耐・集中力は、
それを発揮すること自体がキモチイイんじゃないかなー。
***
この絵を描いた彼は、
もともと別のどんぐり教室に通っている子です。
(「はぐくみの木」ができてから、おえかき算数を始めたわけじゃない子です。)
本当に大切な力は、
少しずつ少しずつ重ねていくことで育まれるもの。
だから、時間はかかります。
それまで、こどもの心と頭をつぶさないように。
そばにいる大人にできること。
(今の時代、それが一番難しいこと。。)
【おまけ】自由時間の、彼のおえかき見てください!
恐竜系を描いていることが多いですが、
立体的な構図で、細部まで細やかに描かれてます。
「はぐくみの木」のペースメーカーとして
これからの伸びに期待です
5月の予定
5/ 1 自然派フリースクールはぐくみの木 開校! 5/12 はぐくみキャンプ・日帰り(in 熊谷市MIMONO) 5/15 不登校ナビゲーション講座 5/24 かぞくのかたち タニンゴト食堂 5/25 パパ塾 5/26 アドラー心理学講座 マンサンダルワークショップ タニンゴト食堂 5/29 性なるお話会 【5月の土日祝の開校日】 1日(水)☆開校記念もちつきの日 4日(土)、5日(日)、6日(月・祝) 18日(土)、26日(日)
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