ビフォア・サンライズとビフォア・サンセット | ソーダ水の夏
昔見た映画「ビフォア・サンライズ」の続編を見た。「ビフォア・サンライズ」もなんとなく
かけていて断片を見ていたのでやはりいい映画だなと思い、続編を見るとなんというか
すごく切ない(言葉にすると薄っぺらくてしっくりしないけど)気持ちになった。

映画の頃から9年経過した、という設定は同じく現実でも時がそれくらい経っていて、
役者の二人が完全に大人っぽくなってしまっていること、そして、お互いの変化が
「ああ、こうなるだろうな、この二人なら」と思うくらい自然に描かれているからだ。

自分が20代前半、とか10代で2作品を見たら、きっと理解しないようなことが
今の年齢だと続編にあるやるせなさにリアリティが感じられすぎてびっくりした。

今、生きていてわからないことがもっと歳をとるとわかるようになるのかもしれない。
そんなことをふと思った。